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PowerPointでは、文字だけではなく図形や表などのオブジェクトを使用します。
それらを目立たせたりわかりやすく伝えるために、色を塗り分けて表現していると思います。
その「色」を使う際に留意しておくと良いポイントがありますので、下記にご紹介いたします。

◆配色による効果
「色」を活用することにより、下記の効果が生まれます。

・色調や配色を揃えることによる「統一感」
・一部の色を変更することによる「強調」
・同じ意味を持つものを同色で表示することによる「わかりやすさ」
・色遷移や同色の濃淡で表示する「連続性」

◆配色のポイント
色の組み合わせによっては文字や強調したい事柄がかえって目立ちにくくなりますので、注意が必要です。

・ユニバーサルデザインに配慮する
 たとえば「緑の地に赤い文字」のような組み合わせはかえって識別しづらくなり、色覚的に見分けにくい方もいらっしゃいます。また、明度が近い色同士も目立ちにくくなります。
 対して「明度に差のある色」で「暖色と寒色」を組み合わせると目立つので、わかりやすくなります。
・モノクロ印刷の場合
 モノクロ印刷前提の場合は、色の種類よりも濃淡を組み合わせて区別を容易にします。

また、単に色を塗るのではなくグラデーションを利用すると、違った効果が生まれます。

・図形を立体的(半球)に見せる
・矢印の向きを強調する

なお、「色」によりそれぞれ人に与える効果や意味が異なります。
下記の記事もご参考にしていただけましたら幸いです。

色について
 http://www.frontier-link.jp/Blog/business/543.html
 http://www.frontier-link.jp/Blog/business/547.html
 http://www.frontier-link.jp/Blog/business/551.html
 http://www.frontier-link.jp/Blog/business/2140.html
目立つバナーの作製
 http://www.frontier-link.jp/Blog/business/2190.html
 http://www.frontier-link.jp/Blog/business/2230.html

(担当:瀧川 仁子