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これからシリーズで、「色」についてのお話をしていきたいと思います。
バナーを追加したりやWebページの更新を行うとき、より効果のあるものに変更したいですよね。Webページの一部変更や更新では、色の使い方がとても重要です。
なぜならば、色にはそれぞれ異なるイメージがあり、そのイメージに沿わない色を使うと、効果を損ねてしまうこともあるからです。ですので、この色のシリーズを通して、色が持つ効果を知り、ご自身のWebページ更新や作成にお役立ていただければと思います。
色の持つイメージに関する情報を知ることで、効果を考えて色を使い分けることができるようになると思います。

今回は企業のWebサイトでよく使われている「青」について、見ていきたいと思います。

青は落ち着いたイメージを与えるのによく使われます。青は比較的フォーマルな場所にも使われ、税理士や心理カウンセラー、あるいはシステムインテグレーターなどの信頼感が重要なサイトでも多く使われています。

一方で青は水や空などを連想させる色です。世界中で好まれている色の一つであり、Webサイトでも最もよく使われている色の一つでもあります。

ここで「ハイセンスなWebサイトのご紹介 #1」を参考としながら、青の持つイメージと効果について考えてみましょう。

シャープなビジネスシーンを連想させるような青のイメージ
Brooke Chase
http://www.brookechase.com/

中央部分に使われている青は、やや彩度が低く、濃い青です。中央に濃い色を集めて、周囲は白を基調としたグラデーションを使っています。この明暗の違いによって、中央部分と周囲とのコントラストが生まれ、中央により多くの注目が集まりやすくなる構造になっています。

堅実さを感じさせる青
iceburg
http://www.geticeberg.com/

製品の品質や機能が重視されるソフトウェア会社のWebサイトです。

穏やかな印象の青
Electrolux
http://www.cafescandinavia.jp/

彩度を下げた青色の持つやさしい印象と、日常の一コマを写す写真がよく合っています。

このように、Webサイトに合った青の使い方をすることで、サイトの目的を達成できる可能性が高まります。是非皆さんも「色の使い方に気を配る」ことの重要性を心に留めていただければと思います。

(担当:斉藤 万幾子