前回は、Accessでのマクロの作成方法について説明いたしました。
では今回は実際に使われるマクロの例をご紹介いたします。
◎新規入力画面を開く
入力用のフォームを開いた際に、「新しい(空の)レコード」ボタンを押さなくても最初から新規レコード入力として開くように設定します。
まず、「フォーム全体のプロパティ」を選択し、[イベント]タブ→[開く時]にマクロを設定
アクション = レコードの移動
オブジェクト名 = (フォーム名)
レコード = 新しいレコード
(参考:フォーム全体のプロパティ)
◎操作をメニューから選択する
1)フォーム上に「ボタン」コントロールを作成
2)ボタンのプロパティの[イベント]タブ→[クリック時]にマクロを設定
アクション = フォームを開く
ビュー = フォームビュー
今回はオブジェクトを開くマクロのみご紹介いたしましたが、他にも連続して操作を行ったり条件によって開くオブジェクトを選択するマクロなども作成できます。
マクロを活用することにより、業務の効率化につながれば幸いです。
(担当:瀧川 仁子)