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もちろんWordやPowerPointでも表は作成できますが、Excelでは表を作成するだけではなく「計算」を行うことが一番多いのではないかと思います。
四則演算や関数はExcelで一番よく使う機能とも言えますので、しっかり基礎を押さえておきましょう。

【計算式作成の基礎】

計算式の作成には「セル番地」を使います。(セル番地:列・行番号でセルを特定する方法)
計算式は「=」(半角のイコール記号)から入力を開始します。
計算に使うセル番地の指定方法は、

・クリックして選択
・直接セル番地を記載する

上記のいずれでもかまいませんが、クリック選択の方が使用するセルを正しく指定しやすいです。

四則演算子は、キーボードの位置を確認しておきましょう。

 + 足し算
 - 引き算
 * かけ算
 / 割り算

また、比較演算子も条件式などによく使います。

=   等しい
<>  等しくない
>  (左が右より)大きい
<  (左が右より)小さい
>= (左が右)以上
<= (左が右)以下

【関数の基礎】

関数とは「ある処理や手順を行うために予め用意されている機能」つまり目的別のミニプログラムのようなものです。
たとえばよく使う「SUM関数」は「このセルからこのセルまでを合計する」という「機能」です。
入力された数値の合計(または平均・個数など)を出すだけでなく、条件に一致する値を探したり、四捨五入(切り上げ・切り捨て)を行ったり、条件によって処理を分けたりと、様々な場合に使用されます。

関数の書式は、下記のように決まっています。

 =関数名(引数)

・関数名は小文字で入力しても大文字に変換されます。
・引数(ひきすう)は、関数により指定する内容や個数が異なります。

関数を入力する方法は、下記の3つです。

・[オートSUM] ボタン(またはその横の選択メニュー)
 (2003)ツールバー、(2007・2010)[ホーム] タブ
・[関数の挿入] ボタン
 数式バーの左側
・自分で入力する

(担当:瀧川 仁子