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Excelだけではなく、PowerPointを使ってプレゼン資料を作成したりWordで報告書を作成する際にも、グラフはよく用いられます。
グラフ作成のポイントについては、以前「分かりやすい」グラフ作成のコツにてご紹介しました。
今回は、グラフの種類を使い分けるポイントについて具体的にご紹介します。

まず、「内訳」や「構成比」を見せる際に、円グラフを使用します。

ところで、「棒グラフ」を作成する際に、縦棒か横棒かの選択については悩む方も多いのではないでしょうか。
下記の図のように、「量の比較」を行う場合は縦棒グラフではなく横棒グラフを使用した方が、よりわかりやすくなります。

なお、上記の円グラフや横棒グラフは「ある時点」での項目の比率や比較を表すものです。
時系列的な要素、つまり月・四半期・年などの単位で推移するデータについては、縦棒グラフまたは折れ線グラフを使用します。
特に、折れ線グラフは傾向や異常値が一目でわかりやすいため、分析によく用いられます。

目的に応じてグラフの種類を選択することで、より効果的なデータの視覚化や分析にお役立ていただけましたら幸いです。

(担当:瀧川 仁子