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「SEO」という言葉は、Webサイトに関連する業務をされている方でしたら耳にすることも多いのではないかと思います。
今回のコラムでは、SEOとはそもそも何なのかを考えてみましょう。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、SEO対策とはGoogle等のサーチエンジンの検索結果で、自社のWebサイトが上位にくるように作業をすることです。
サーチエンジンは、サーチエンジンに登録しているWebページをキーワードに応じて表示させています。上位に表示されればそれだけWebサイトへの訪問者が増えるので、Webサイトを作る際には気を配るべきだとされています。

しかし、実はサーチエンジンごとのランク(上位になるほど検索結果の上に表示される)の決定方法には頻繁に変更があり、そのたびに検索結果における表示順位も変動が生じます。ですので、SEO対策には王道はなく、地道にコンテンツを充実させることが着実な手段といえるでしょう。
(参照:http://e-words.jp/w/SEO.html

ただし、SEO対策には王道はないとはいっても、やはり出来ることならばSEO対策をしておきたい、というのが自然かと思われます。ですので、まずはSEO対策とは具体的にはどのような作業を行うのかを少し見ていきましょう。

■ Webサイト全体にかけるSEOと、ページごとにかけるSEO
Webサイト全体にかけるSEOとは、正しいサイトマップをつくることで、Webサイト全体の構成を考えることです。ページごとにかけるSEOとは、大まかにいうとW3Cのルールに適合した正しいコーディングを行うことです。そのなかで、SEO対策に採り入れる「キーワード」の重みづけをしていったりします。

■「正しいコーディング」とは?
さて、正しいコーディングとはなんでしょうか。
正しいコーディングとは、W3Cのルールに従ったコーディングのことです。
実は簡単にチェックすることができたり、直した方がいい箇所を教えてくれるサイトがあるので、1つご紹介します。

Markup Validation Service
http://validator.w3.org/
こちらは、英語なので何を直すべきかがわかりにくいかもしれません。
その場合は、次のような検索で表示されるWebサイトを利用した方がよさそうです。
検索ワード:「HTML」「文法」「チェック」

自身でコードを書いた場合は、文法チェックサイトでチェックしてみてください。
間違いの少ないコーディングを書くことが、SEO対策の第一歩です。

(担当:斉藤 万幾子

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Webサイト作りに煮詰まったとき、またはそもそもどんなサイトをつくろうか、見当もつかないとき。そんなときは、参考になりそうなWebサイトを見てみることで、何か糸口がつかめるかもしれません。

今回は、青色系のWebサイトを集めているWebサイトをご紹介します。
参考サイト:http://sixrevisions.com/Web_design/30_beautifully_blue_Web_designs/

カッコいいWebサイトをいくつかピックアップしました。

1.icebrrg
http://www.icebrrg.com/
マーケティングサイトですね。背景の海の中にいるような画像がきれいです。

2. Birdie
http://www.bird.ie/
水色を基調とした、色使いがきれいなWebサイトです。

3.Brooke Chase
http://www.brookechase.com/
シャープな色使いで、数字がわかりやすいです。

4.mochimedia
http://www.mochimedia.com/
青と白を基調にしています。指し色の赤もきれいです。

5. plumsmedia
http://www.plumsmedia.com/
シンプルでわかりやすい構成です。

6.wootheme
http://www.woothemes.com/

7.Billy Hughes
http://billyhughes.moadoph.gov.au/
絵画のようなデザインです。

8.les Arts Soleil
http://www.les-arts-o-soleil.com/

9.brandedo7
http://www.branded07.com/

アイデアがわかないとき、どういうものを作るべきかわからないときは、さまざまなWebサイトを見ることで解決の糸口がつかめるときがあります。Webデザインをゼロから学びたい方には、弊社「Webデザイン作成入門」講座もお薦めです。ご検討をいただければ幸いです。

(担当:斉藤 万幾子

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いろいろなWebサイトをネットサーフィンしていると、さまざまな種類のWebサイトがあることに気が付きます。
今回は、このWebサイトは実は2つの別々の目的に分けられる、ということをお話しします。また、どちらの目的のサイトにも共通する「Webサイトを作る前の準備」についてもご紹介します。

いまやほとんどの企業がWebサイトを持っています。
そのWebサイト、実は目的によって大きく2つに分かれていること、ご存知でしたでしょうか。

・コーポレートサイト
・マーケティングサイト

この2つです。

さて、それぞれをみていきましょう。
コーポレートサイトとは、具体的には企業のWebサイトのことです。「情報の発信」をしたり「企業のブランドイメージの浸透」を主な目的にしています。適切なコーポレートサイトを持つ場合、期待できる効果としては、目的とする要素に加えて信頼性の向上があります。
コーポレートサイトの内容として、会社概要やプレスリリース、製品情報があります。

コーポレートサイトを作る手順としては、事前に自社の特徴をいかに表現するかを把握して、それをどのようにWebサイトに反映させるかを考慮する必要があります。

では、コーポレートサイトが想定するターゲットは誰になるでしょうか。
通常は、株主や潜在顧客、そして就職活動者になります。

一方で、マーケティングサイトとはなんでしょうか。
マーケティングサイトとは「業績の向上」が主な目的になるWebサイトのことです。具体的にはYahooショッピング等のショッピングモールサイトや、受注生産サイト、集客サイトがあります。
期待できる効果としては「商品の受注」「見込み客の発掘」「実際の店舗の集客」等があります。

では、マーケティングサイトが想定するターゲットは誰になるでしょうか。
通常はこれから現れるかもしれない「見込み顧客」になります。

Webサイトを2つに分けることで、それぞれの特徴を生かした、それぞれの効果を得やすいWebサイトになります。もし、この2つの特徴を1つのWebサイトに混ぜた場合、どちらの効果も得にくいものになる可能性があります。

このようにWebサイトは、大きく分けて2つの種類に分かれている、ということがわかりました。
では、この前提を使って、これからこの2つに共通する視点を、見ていきましょう。
Webサイトを作る前の準備の段階で、確認すべきポイントを見ていきます。

Webサイトの内容を変更したい場合、または、新しい内容を付け加えたい場合、
作り始める前に考えておくと良い点は以下の4つです。

・サイトの目的
・期待する効果
・ターゲット
・伝えたいイメージ

上の3つは、先ほど見ていきました。
Webサイトの種類によって、異なるものを設定します。
4つめの伝えたいイメージとは「落ち着いた」「赤いポルシェのような高級感のある」のようなイメージのことです。人によって言葉から連想するイメージは異なるので、具体的な名称を挙げて設定すると共有されやすいです。

自社でWebサイトを作る場合でも、制作会社に指示する場合でも、上の4つの項目を決めておくことで、これ以降の制作段階に入ったとき、スムーズに始めることができます。

このようにWebサイトをつくる前、Webサイトは2つの種類のうちどちらを作るのか、そして、作る前の準備すべき項目4点を考えることから始めてみましょう。
「ユーザーが求めているサイト」はなんなのか、という視点で考えていくと良い効果が得られやすくなります。

(参考文献:「見た目だけに頼らない本物のWEBデザイン」エムディエヌコーポレーション

弊社では、社内のWeb担当者がWebページの更新や新規作成を可能となることを想定した講座をレベルやニーズに応じて多く設定しています。是非ご参加をご検討いただければ幸いです。

(担当:斉藤 万幾子