投稿日時:

PowerPointは「プレゼンテーションツール」です。しかし、もっとよく使用される用途があるのはご存じでしょうか?
実は「簡易なDTPソフト」として広く使用されています。特に文字と共に図形や写真、グラフなどを多用する場合は、WordよりもPowerPointの方が簡単です。
例えば下記のようなドキュメントを作成する際に使われます。

・企画書
・マニュアル
・チラシやポスター
・掲示物

ところで、紙に印刷するための資料を作成する際に留意していただきたいことがあります。
新規作成時の標準画面サイズは「4:3」形式の画面に合わせたものとなっています。A4等の用紙とは縦横比率が異なるため、そのサイズを変更する必要があります。
サイズの変更は下記のメニューから行います。

(2003)メニューバーの[ファイル]→[ページ設定]
(2007・2010)[デザイン]タブ→[ページ設定]

なお、サイズ変更は必ずドキュメントの作成を始める際に最初に設定する必要があります。
文字やオブジェクトを配置した後で変更した場合、用紙の中でのレイアウトやそれぞれのオブジェクトの縦横比まで変わってしまいますのでご注意ください。

PowerPointはプレゼンテーションツールとしてだけでなく、ビジネスの様々なシーンでお使いいただけます。ドキュメント作成の際に上記のコツがお役に立てば幸いです。

(担当:瀧川 仁子