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当校ではVBA関連の講座で7講座あります。
最初はVBA(正確にはVB6.0)なるプログラミングの基本文法を学習するために「VBA基本文法 初級」と「VBA基本文法 応用」を受講して下さい。
その後、VBでExcelを操作する技術を学習する「ExcelVBA 活用」やVBでデータベースを操作する技術を学習する「VBA DB接続 入門」と目的に合わせて講座を選択する事ができます。

なお、当校では「ExcelVBA 活用」や「VBA DB接続 入門」を受講するにあたり「VBA基本文法 応用」の受講が前提条件となっています。

昔はこのような前提条件はありませんでした。
しかし「VBA基本文法 初級」や「VBA基本文法 応用」の内容は習得済みだから、いきなり「ExcelVBA 活用」や「VBA DB接続 入門」を受講させてくれ。という方々の実に約9割が講義について来られない事例があり、やむを得ずこのような前提条件を作ったのです。

どうも「変数宣言や分岐文、ループ文ができる=VBの基本文法がわかる」と捉えているらしく、クラスやオブジェクト(インスタンス)、エラートラップ(例外処理)なんかが分らないものだから、講義についてこられないのだ。ましてや「AccessVBA 活用・実践」に関してはSQLやADOができなければ話になりません。

どうも当校側の「これできますか?」と、受講者側の「それできます」に大きな隔たりがあるようです。

「ExcelVBA 活用」や「VBA DB接続 入門」を受講するには、前提条件として「VBA基本文法 初級」と「VBA基本文法 応用」の内容ができなければならず、内容は当校のWebサイトに明記しております。
にもかかわらず、前提条件についての問い合わせが良くあるのですが、明記されている事さえも分らないのであれば、素直に最初から受講して下さい。

基礎をすっ飛ばしても良い事なんてひとつもありませんよ。

(担当:奥田 英太郎