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今回のコラムではSEOの基礎の第二回目として、「キーワードの選び方の重要性」について触れたいと思います。

お客様がインターネット上で行う行動は「検索」と「Webサイト閲覧」があります。実はその「検索」という行為こそが、インターネット上のニーズを表しています。
このニーズとは、いま現在の、ディスプレイの向こうのお客様たちが興味を示しているものを表しています。この無料で使えるツール2つで、客観性のあるキーワードを拾いましょう。

では、自らのWebサイトにとって重要なキーワードは、どのように決めたらよいのでしょうか。
その助けになるWebサイトを2つご紹介します。
1つ目は「Google Adwordsのキーワードツール
、2つ目は「Googleトレンド」です。

「Google Adwordsのキーワードツール」では、キーワード ツールにキーワードやウェブサイトURLを入力すると、広告に掲載するためによく使われるキーワードが表示されます。また、そのキーワードごとの月間検索回数を知ることができます。
「Googleトレンド」では、2004年以降の指定した「キーワード」の検索回数の動向を知ることができます。国別の検索数も視覚的にわかりやすく表示されます。

例として、Google Adwordsのキーワードツールで「教育」というキーワードを入力してみましょう。

まず、「単語またはフレーズ」に「教育」と入力します。

次に、「ウェブサイト」に弊社URLを入力します。

最後に「カテゴリ」を選択します。

するとこのような結果が表示されます。

「グローバル月間検索ボリューム」が、世界中でそのキーワードが検索された回数を表します。また「ローカル月間検索ボリューム」を設定すれば、日本だけの検索回数もわかります。

この数字の左側に「キーワード」が出ていますね。勘の良い方なら、もうお気づきかもしれません。この検索されやすいキーワードを自らのWebサイトへ取り込むことで、お客様から「検索」されやすくなります。(もちろん取り込むだけでは、競合するサイトが数多く存在しますので不十分であることが多いですが)

「Googleトレンド」にも「教育」と入力してみましょう。

結果は視覚的にわかりやすく、このように表示されました。

「人気度の動向」を見ますと、上下を繰り返していることがわかります。「フィルタ」の設定を変えることで、過去一年の「人気度の動向」を知ることも容易です。地図の部分を見ますと、中国での検索数が一番多いことがわかりますね。いろいろ設定を変えて、皆さんも是非活用してみてください。

このように、2つのツールを使うとネット上のニーズをつかむことができます。是非このネット上のニーズに基づく「月間検索数」を知り、キーワードを設定していきましょう。

(担当:斉藤 万幾子