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新年明けましておめでとうございます。フロンティアリンクの佐藤です。昨年も皆様には大変お世話になり、感謝申し上げます。本年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

社長ブログも更新が滞ってしまい、申し訳ございませんでした。「一年の計は元旦にあり」とありますので、今回は新年のご挨拶も兼ねて、今年一年の目標を記してみたいと思います。今年は社長ブログも、月に1回くらいの更新を目指していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

私自身の今年の目標は「社会貢献に繋がる教育のさらなる機会提供」です。

私自身がフロンティアリンクを立ち上げてから7年、現在の核となる社会人向け教育事業を始めてから6年が経ちます。その間に一貫して抱いていた想いは「社会貢献に繋がる仕事」「お客様の喜ぶ顔が見える仕事」をしていきたいということでした。教育という分野はまさにこの2つに該当し、さらに私自身も実際に教えていて「楽しい」仕事ですので、天職であると私自身は考えています。

一方で、教育に対する社会的な要請は、この事業を始めた6年前よりも、さらに高まっていると私自身は感じています。現在の日本が抱える様々な問題、例えば仕事を見つけることが難しい人が多く存在する一方で、企業側は「欲しい人材が見つかりにくい」と感じている「人材に関する需給ギャップ」や、台頭する韓国・中国等の新興企業との「グローバル競争」、あるいは「決められない」「先が見通しにくい」ことに繋がる一つの理由でもある「リーダーシップ不足」などは、教育が課題解決に大きな役割を果たすと考えられます。

さらに、世界に目を転じると、飢餓や貧困、紛争といった問題は引き続き発生しており、解決への具体策が提示されているとは残念ながら言い難い状況です。

私自身が教育を仕事に選んだ一番の理由は「教育こそが、世界を救う」という想いにあります。私自身は幸運なことに、よい教育環境に恵まれ、様々な知見を得られたことで、ITエンジニアやコンサルタント、さらには経営者と、自分自身が興味のある仕事を続けてくることが出来ました。生きる上で「多くの選択肢を持つ」こと、そして「自分自身に決定権を委ねられること」は大きな強みとなると思いますが、私自身の経験では、そのために最も必要なことは「興味のある分野に対する知識や経験を得る」ための機会があるかどうかだと思っています。言い換えれば「適切な教育」を受けられるかどうか、ということです。

人生における究極の問題は「健康」「人間関係」「お金」であると言われていますが、適切な就業機会からの「収入」によって解決する問題は多く、そして就業機会を得るためにも、また就業機会=仕事自体を「創り出す」ためにも、教育が果たす役割は大きいと考えられます。教育自体を受ける・受けないは最終的には個々人の判断になりますが、少なくとも「必要」だと感じた人には、必要と思われる教育を提供できること。さらに「必要ない」と考えている人には、教育の必要性、言い換えれば「教育が人生に対して有益である」ことを伝える機会を設けること。この地道な積み重ねこそが、世界の諸問題の解決に貢献すると、私は考えています。

このような想いから、私自身は「人々の可能性=選択肢を広げることに貢献する教育」に今後も携わっていきたいと考えています。特に、元々の専門であるITのバックグラウンドを活かし、教育の機会における「教育品質」「時間」「場所」の制約や問題を、ITによって解決することに注力していきたいと考えています。

2013年については、具体的には以下の取り組みをフロンティアリンクとして重点的に推進します。

1. ITエンジニアを育成する仕組みの構築
2. IT基礎スキルを習得する機会提供の拡大
3. ビジネス系及びIT上位スキル系講座の拡充

ITエンジニアを育成する仕組みの構築については、スマートフォン・タブレット等の普及に伴うITエンジニア人材の慢性的な不足傾向に対応するため、単にスキルを学ぶだけではない、より総合的かつ実践的な仕組みの構築を昨年より行ってきました。新しい仕組みですので構築に時間がかかっていますが、こちらは2013年の後半にはスタートできる予定で事業を推進していきます。

IT基礎スキルを習得する機会提供の拡大については、2010年開始の「ライブセミナー」によって、東京開催のセミナーを場所に関係なく受講することが可能な仕組みを提供してきましたが、現在は「ライブセミナー ver.2」と呼ぶべき、時間及び場所、並びに個々人の習熟度やレベルにより柔軟に対応出来る受講システムの開発を進めております。こちらは2013年の前半にはスタートできる予定でおります。

ビジネス系及びIT上位スキル系講座の拡充については、ニーズが高まっているデータ分析系の講座の拡充に加え、マーケティング(施策及び分析手法)系講座、さらにはシステム設計やWebプログラミングの上位講座を2013年の早い段階で順次追加する予定でおります。

これらの施策を通じ、2013年もフロンティアリンクは「人々の可能性=選択肢を広げることに貢献する教育」を追求して参ります。皆様のお役に立てるセミナー及びシステムの提供に今後も全力で取り組んで参りますので、引き続きの温かいご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2013年 元旦
フロンティアリンク株式会社
代表取締役社長  佐藤 啓