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Windowsのアクセサリの中の「メモ帳」で、HTMLやCSSなどのコーディングを行うことは可能ですか?
HTMLやCSSはテキストファイルですので、テキストエディタである「メモ帳」でコーディング可能です。

Windowsに標準でインストールされている「メモ帳」を使ったことのある方は多いと思います。
メモ帳はテキストエディタですので、文字などのテキストを編集したり、保存したりすることが可能です。
HTMLやCSSの作成においては「タグ」を入力していくことになりますが、タグ自体もテキスト情報ですので、テキストエディタであるメモ帳を用いて入力をし、保存することが可能です。

保存をする際の注意点としては、HTMLファイルでしたら拡張子は “.html”、CSSでしたら拡張子は “.css” とするということがあります。
拡張子を “.html” にして、デスクトップなどに保存したら、そのファイルのアイコンがお使いのブラウザの形のアイコンに通常は変化します。このようにアイコンがきちんと変化しましたら、拡張子は正しく “.html” になっています。
逆にもし、アイコンがメモ帳のアイコンから変化していない場合は、拡張子が正しく “.html” に変わっていません。よくあるケースとしては、ファイル名の末尾に “.txt”(テキストファイルを表す拡張子)が付いている場合等ですが、そのような場合は再度拡張子を “.html” に変えてから、保存しましょう。

また、保存する際、もう一つ忘れてはいけない大切なポイントがあります。
文書型宣言等で指定したHTML/CSSソースの文字コードと、保存する際のファイル自体の文字コードを合わせる必要があります。

メモ帳で保存をする際、文字コードについては下記のようなドロップダウン式の選択肢が表示されます。
文書型宣言で指定した文字コードと、保存する際のファイルの文字コード(例えばUTF-8など)を忘れずに一致させましょう。

この2つが一致していないと、ブラウザで確認した際に日本語が文字化けすることがあります。

HTMLやCSSの勉強は、このように手軽に使えるメモ帳などのテキストエディタを活用し、効率的に行っていくことをおすすめします。

(担当:斉藤 万幾子