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Access 2010/2007 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2010または2007を利用した講習を行います。ご利用のアクセスのバージョンが2013、2010、2007の方は全て、このセミナーが対応講座となります。

Access 2010 応用 一日速習研修


クエリ・リレーションシップの応用からマクロの基礎までをしっかり学ぶ講座です。実務でアクセスを利用する方は、ここまで学ぶと業務への活用の幅が大幅に広がります!
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Excel 2010 初級 一日速習研修


エクセルの基本はこれで大丈夫!表の作成・関数の基本的な使い方・グラフの作り方を通じてエクセルの基本操作を習得する講座です。
本コースではExcel2010を利用した講習を行います。

Excel データ分析入門 一日速習研修


エクセルの基礎を習得されている方を対象に、エクセルでのデータ分析に関する様々な手法を豊富な実例を基に学ぶ研修です。幅広い応用範囲で業務効率アップに繋がります!

HTML/CSS入門 一日速習研修


ホームページやブログ作成時の基本スキルであるHTML/CSSの基礎を集中的に学習するセミナーです。ホームページの仕組みを知りたい方はもちろん、既製のブログや掲示板サイトのカスタマイズ技術を覚えたい方、さらには自分自身でWebサイトを構築する際の基本を学習したい方にオススメです!

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いよいよ、今年も残すところあとわずかとなりました。本年最後のパワーアップコラムとして、今年VBAのセミナーを受講された方の傾向から、是非とも理解していただきたい関数間の連携についてご説明したいと思います。

VBAセミナーを受講される方の半分以上が、初めてプログラミングに触れる方になります。
そして、初めてプログラミングに触れる方の多くが、関数間の連携に戸惑い、難しく感じています。
本コラムでは、具体的なサンプルプログラムを使って、関数間の連携についてご説明します。

プログラムというのは、同じことを実現するために、いろいろな書き方があります。
そこで「1と10を足して結果の11を表示する」動きを実現する、4パターンのサンプルプログラムを準備しました。
この4パターンのプログラムを使って関数間の連携に関するポイントについてご説明しましょう。

◆パターンA
 シンプルなソースコードにしています。以降のソースコードは、このパターンAとの比較にて、ご説明していきます。
 
 ▽Main関数のポイント
  ・変数は戻り値のみ(ret)を準備し、計算対象となる数値は直接書き込んでいます。
  ・CalcProcedureからの戻り値は引数に記載している1と10の足した数字である11になります。
  ・CalcProcedure関数のxに1が代入され、yに10が代入されます。

 ▽CalcProcedure関数のポイント
  ・引数はxとyの2つになります。
  ・計算結果を格納するための変数(result)を準備しています。
  ・計算で使われているxとyは引数のxとyを意味します。

' 呼び出す関数
Sub Main()

    ' 戻り値の格納場所を変数として宣言
    Dim ret As Long
    
    ' 計算する関数を呼び出す
    ret = CalcProcedure(1, 10)
    
    ' 計算結果を表示する
    MsgBox ret
    
End Sub

' xとyを足して結果を返す関数
Function CalcProcedure(x As Long, y As Long) As Long

    ' 計算結果を格納するための変数
    Dim result As Long
    
    ' xとyの足し算を計算する
    result = x + y
    
    ' 計算結果を戻り値にする
    CalcProcedure = result

End Function

◆パターンB
 パターンAと違い、変数を宣言せずにCalcProcedure関数の行数を少なくしました。
 
 ▽CalcProcedure関数のポイント
  ・計算結果を格納する変数を準備せず、計算結果を直接戻り値に設定しています。
  ・計算で使われているxとyは引数のxとyを意味します。

' 呼び出す関数
Sub Main()

    ' 戻り値の格納場所を変数として宣言
    Dim ret As Long
    
    ' 計算する関数を呼び出す
    ret = CalcProcedure(1, 10)
    
    ' 計算結果を表示する
    MsgBox ret
    
End Sub

' xとyを足して結果を返す関数
Function CalcProcedure(x As Long, y As Long) As Long

    ' 計算結果を戻り値にする
    CalcProcedure = x + y

End Function

◆パターンC
 パターンAと違い、変数を宣言せずにMain関数の行数を少なくしました。

 ▽Main関数のポイント
  ・CalcProcedureを呼び出した結果をメッセージボックスで表示しています。
  ・CalcProcedure関数のxに1が代入され、yに10が代入されます。

' 呼び出す関数
Sub Main()

    ' 計算結果を表示する
    MsgBox CalcProcedure(1, 10)
    
End Sub

' xとyを足して結果を返す関数
Function CalcProcedure(x As Long, y As Long) As Long

    ' 計算結果を格納するための変数
    Dim result As Long
    
    ' xとyの足し算を計算する
    result = x + y
    
    ' 計算結果を戻り値にする
    CalcProcedure = result

End Function

◆パターンD
 パターンAと違い、Main関数で利用する値に対し全ての変数を宣言したため、Main関数の行数が増えています。
 
 ▽Main関数のポイント
  ・Main関数で宣言されているinputX、inputYはCalcProcedureのx、yに代入されます。

' 呼び出す関数
Sub Main()

    ' 戻り値の格納場所を変数として宣言
    Dim ret As Long
    Dim inputX As Long
    Dim inputY As Long
    
    ' 値の設定
    inputX = 1
    inputY = 10
    
    ' 計算する関数を呼び出す
    ret = CalcProcedure(inputX, inputY)
    
    ' 計算結果を表示する
    MsgBox ret
    
End Sub

' xとyを足して結果を返す関数
Function CalcProcedure(x As Long, y As Long) As Long

    ' 計算結果を格納するための変数
    Dim result As Long
    
    ' xとyの足し算を計算する
    result = x + y
    
    ' 計算結果を戻り値にする
    CalcProcedure = result

End Function

いかがでしたでしょうか。関数間のつながりについて、イメージが持てましたでしょうか。1つのソースコードをじっくりと説明する方法ではなく、いろいろな角度から同じ実行結果になるようなサンプルプログラムをご紹介することで、理解を深めてもらう手法にてご説明いたしました。

本コラムが、読者の皆さんの日々の業務に役立てば幸いです。

(担当:小口 真己

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Access 2010/2007 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2010または2007を利用した講習を行います。ご利用のアクセスのバージョンが2013、2010、2007の方は全て、このセミナーが対応講座となります。

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「便利な関数(文字列操作)」では関数を活用して文字列を取り出す方法をご紹介しましたが、今回は文字種の変換とふりがなに関連した関数をご紹介します。

同じ形式に揃っていないデータのために、Excelを使ってデータをまとめたり、集計した際に意図した結果が得られずに、データの修正が必要になることがあります。

例えば住所・郵便番号・電話番号欄の数字が半角と全角が混在したデータになってしまっていて、半角または全角に統一しなければならない場合、手作業では間違いの元になりますし、単純で面倒な作業となってしまいます。
そのようなときに役に立つのが、「全角を半角に変換する関数(ASC)」や「半角を全角に変換する関数(JIS)」です。ただしこれらの関数で変換できるのは「英数」と「カタカナ」で、ひらがなや漢字は対象になりません。

漢字を入力すると自動的にふりがなを表示する、または既に入力された文字列のふりがなを表示する関数として「ふりがなを振る関数(PHONETIC)」を利用できます。
PHONETIC関数は[数式]タブの[関数の挿入]にて表示されるダイアログの「関数の分類 >> 情報」の中にあります。

また、PHONETIC関数を使って表示される、ふりがなの文字種を変更できます。
[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]右の▼をクリックし、「ふりがなの設定」ダイアログで「ひらがな」「全角カタカナ」「半角カタカナ」から選択します。
(2003では、メニューバーの[書式]→[ふりがな]→[設定])

Excelは計算や集計だけでなく、データの管理や分析にも使われます。
今回ご紹介した関数が、効率的なデータの整形に役立てば幸いです。

(担当:瀧川 仁子

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Access 2010 応用 一日速習研修


クエリ・リレーションシップの応用からマクロの基礎までをしっかり学ぶ講座です。実務でアクセスを利用する方は、ここまで学ぶと業務への活用の幅が大幅に広がります!
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Ac/Ex VBA文法応用 一日速習研修


実践的なVBAプログラミングにおいて必須である「型変換」「クラス」「エラー処理」「テキストファイルの読み書き」等の文法や技法を効率的に習得するための講座です。実際のエクセル/アクセスにおけるVBAプログラミングにおいてはこれらの文法を理解していることが大前提となります。VBAの初歩的な文法を理解した方が、本格的なVBAプログラミングに入る前に合わせて習得する必要がある項目を完全に網羅していますので、一歩先を行くVBAプログラミングの技法をマスターしたい方におすすめです。

Access VBA活用 一日速習研修


フォーム・レポートのVBAによる制御や、ADOを使用した高度なデータ処理など、AccessVBAを用いたより実践的なアクセスの制御方法並びにシステム開発方法を、豊富な演習を通じて学ぶ研修です。アクセスでシステム開発を検討している方や、より高度なVBA開発スキルを習得したい方にオススメです!

HTML/CSS入門 一日速習研修


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HTML/CSS活用 一日速習研修


Webページ作成スキルであるHTML/CSSの基礎を習得した方向けに、ヘッダー・フッター・サイドメニュー・グローバルナビといった一般的なWebページレイアウトの実装方法や、視覚的に分かりやすいボタン等の作成方法、さらにWebページ作成時に押さえておきたいデザインルール等について実践的に学習するセミナーです。HTML/CSSの基本スキルを習得した方が、実際にWebページを作成し始める前に押さえておきたいポイントが盛りだくさんです。Webページを効率的に作成したい方にオススメです!