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Access 2010 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Access 2010 応用 一日速習研修


クエリ・リレーションシップの応用からマクロの基礎までをしっかり学ぶ講座です。実務でアクセスを利用する方は、ここまで学ぶと業務への活用の幅が大幅に広がります!
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Excel 2007 初級 一日速習研修


エクセルの基本はこれで大丈夫!表の作成・関数の基本的な使い方・グラフの作り方を通じてエクセルの基本操作を習得する講座です。
本コースではExcel2007を利用した講習を行います。

Excel 2007 応用 一日速習研修


関数の高度な使い方、オートフィルタやピボットテーブル、複合グラフなど、エクセルの応用操作を一日で習得する講座です。業務でエクセルをより活用し、使いこなしたい方にオススメです!
本コースではExcel2007を利用した講習を行います。

Word 2007/2010 超速実践入門 一日速習研修


Wordの基本操作、タイピングのポイントとビジネス文書の基本、ページやフォントの設定、罫線・表・クリップアートの利用方法を一日で学ぶ講座です。Wordの基本をしっかり勉強したい方におすすめです。 なお、本コースではワード2007または2010を利用した講習を行います。

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当校ではVBA関連の講座で7講座あります。
最初はVBA(正確にはVB6.0)なるプログラミングの基本文法を学習するために「VBA基本文法 初級」と「VBA基本文法 応用」を受講して下さい。
その後、VBでExcelを操作する技術を学習する「ExcelVBA 活用」やVBでデータベースを操作する技術を学習する「VBA DB接続 入門」と目的に合わせて講座を選択する事ができます。

なお、当校では「ExcelVBA 活用」や「VBA DB接続 入門」を受講するにあたり「VBA基本文法 応用」の受講が前提条件となっています。

昔はこのような前提条件はありませんでした。
しかし「VBA基本文法 初級」や「VBA基本文法 応用」の内容は習得済みだから、いきなり「ExcelVBA 活用」や「VBA DB接続 入門」を受講させてくれ。という方々の実に約9割が講義について来られない事例があり、やむを得ずこのような前提条件を作ったのです。

どうも「変数宣言や分岐文、ループ文ができる=VBの基本文法がわかる」と捉えているらしく、クラスやオブジェクト(インスタンス)、エラートラップ(例外処理)なんかが分らないものだから、講義についてこられないのだ。ましてや「AccessVBA 活用・実践」に関してはSQLやADOができなければ話になりません。

どうも当校側の「これできますか?」と、受講者側の「それできます」に大きな隔たりがあるようです。

「ExcelVBA 活用」や「VBA DB接続 入門」を受講するには、前提条件として「VBA基本文法 初級」と「VBA基本文法 応用」の内容ができなければならず、内容は当校のWebサイトに明記しております。
にもかかわらず、前提条件についての問い合わせが良くあるのですが、明記されている事さえも分らないのであれば、素直に最初から受講して下さい。

基礎をすっ飛ばしても良い事なんてひとつもありませんよ。

(担当:奥田 英太郎

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Wordはいわゆる「ワープロ」と呼ばれることが多い、文書作成ソフトです。しかし2003までのバージョンでも、文字入力や編集だけでなく表や図などオブジェクトの挿入による多彩な表現と様々な機能による文書編集が可能でした。
2007/2010では、それがさらに進化しました。

■ 文書作成機能の強化

◆ テンプレート
[Officeボタン](2007)・ [ファイル] タブ(2010)→ [新規作成] → [テンプレート]
文書の「ひな型」とも言えるテンプレート機能は、さらに種類が豊富になりました。また、Office Onlineのテンプレートはブラウザを起動しないで選択できます。

◆ 文書パーツ
[挿入]タブ
よく使うコンテンツが「部品」化され、豊富なデザインから選択できます。
表紙、ヘッダー/フッター、見出しなどの書式設定済みのパーツが利用できるほか、自分で作成したパーツもクイックパーツとして登録できます。

◆ テーマ
[ページレイアウト] タブ → [テーマ]
文書全体の配色・フォント・効果を統一します。[テーマ] で一度に設定できますが、[配色] [フォント] [効果] 個別の設定も可能でさらにバリエーションが拡がります。

■ 視覚的表現の強化

◆ 表の編集
[挿入] タブ → [表]
表を挿入すると編集 [表ツール] が表示され、[デザイン] タブで表のスタイルを設定できます。罫線や塗りつぶしのほか、配色やタイトル行・集計行等のスタイル設定なども可能です。
(従来の[罫線] → [表のオートフォーマット]に相当)
[レイアウト] タブで、行列の挿入やセルの結合・分割、文字列の配置、計算式等の編集を行います。
(従来の[罫線]メニューに相当)

また「Office2007/2010のご紹介」でも触れましたが、下記の機能も表現力豊かな文書の作成に役立ちます。
・新しいワードアート([挿入] タブ → [ワードアート]) ※ワード2007は2003までと共通の旧ワードアートになります
・SmartArtグラフィック([挿入] タブ → [SmartArtグラフィック])
・図の編集機能強化

■ 文書編集機能の強化

◆ 文書の比較
[校閲] タブ → [比較] または [組み込み]
二つの文書の相違点の比較(変更を新規・変更前・変更後のいずれかに反映)、または組み込み(両方の相違点を全て新規文書に組み込む)を行います。
2003までは比較する文書両方を先に開く必要がありましたが、2007からは機能の中で文書を選択できるようになりました。[組み込み] は、2007以降の新機能です。

◆ 差し込み印刷
[差し込み印刷] タブ
メイン文書に別のファイルの内容を部分的に差し込んで印刷を行う機能は、従来ツールバーや作業ウィンドウなどに分かれていましたが一つのタブにまとめられ作業がしやすくなりました。

主な新機能や強化点を紹介しましたが、まだまだ便利な機能や使い勝手のよくなった機能はたくさんあります。

なお、Wordでよく使う「ページ設定」は、下記にあります。
[Officeボタン](2007)→ [印刷] → [印刷プレビュー] → [ページ設定] グループの右下をクリックしダイアログを表示
[ファイル] タブ(2010)→ [印刷] → [ページ設定]
または
[ページレイアウト] タブ → [ページ設定] グループの右下をクリックしダイアログを表示

(担当:瀧川 仁子

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プレゼンにおける「分かりやすい話の流れ」について、何かルールはありますか?
プレゼンにおける説明の順番については、通常の「文章」を書く場合とは少し異なるというのが、私の考え方です。プレゼンにおいては「結論を先に、理由を後に」という流れを私はお薦めします。

学校の「国語」の時間に、文章の書き方は「起承転結」が基本であるということを習った記憶は皆さんもお持ちではないかと思います。この「起承転結」すなわち「結論が一番最後」という流れは、理解しやすいプレゼンの構成を考える際には避けるべきです。理由は2つあり、一つは文章とプレゼンの制約的な違い、もう一つは人間の思考回路に起因する違いです。

文章とプレゼンの一番の違いは「時間の枠が決まっているかどうか」です。文章を書く場合、字数制限がないのであれば基本的には自分で文章の長さを決めることが出来ます。一方で、プレゼンは時間の枠が決まっていることが殆どです。結論に達する前にその理由や状況等を述べてしまう「起承転結」で話をしていくと、最悪の場合は結論に達する前に時間切れとなってしまう可能性もあります。文章や物語であれば「次回をお楽しみに」で済むかもしれませんが、プレゼンで結論を述べられなかったら「次回はありません」(=もう来なくて良いです)となってしまいます。

そして、結論を先に述べることをお薦めする最大の理由は、人間の思考回路との親和性にあります。人間の思考回路は「ピラミッド構造」になっており、最上段に結論、その下にキーポイント、キーポイントの下に詳細な理由や状況、という位置付けで理解を進めていきます。従って

「私はこう思います。なぜならば、Aだから、Bだから、Cだから」

のように「結論→理由・状況」という流れで説明をする方が、

「Aでした。Bでした。Cでした。だから私はこう思います」

等の「理由・状況→結論」という流れよりも「自然と頭に入る」=理解しやすくなるのですね。
(ここまで読み進めていただいてお気づきかもしれませんが、実はこのコラムの流れ自体も「結論→理由・状況」という形式に従っています)

このように「自分が伝えたいこと=結論が決まっている」場合には、結論を先に述べ、その結論に至った理由や状況を後に述べることで、相手が理解しやすい形で内容を伝えることが出来ます。なお、多くの文章・物語が「起承転結」の構成を採る理由の詳細についてはここでは触れませんが、一つには「結論」を後に置くことによって読者の興味・関心を惹きつけ、長時間楽しんでもらうことを目指しているのではないかと私は考えています。これは「映画」のシナリオを考えるとよく分かります。映画が始まってすぐに問題解決してしまったら、お客様はきっと帰ってしまいますよね。

皆さんの周りで「この人の話は分かりやすい」と思う方がいらっしゃいましたら、是非その方の「話の流れ」を観察してみて下さい。おそらく「結論を先に、理由を後に」話をしている方が殆どではないかと思います。この流れはプレゼンだけでなく、通常の会話一般でも応用可能なのですね。参考にしていただければ幸いです。

(担当:佐藤 啓

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ビジネスパワーアップコラム<プレゼン編> 第五回

前回のプレゼン編コラムでは「プレゼン本番の緊張を和らげるには」というテーマで、時間及び雰囲気に起因する緊張を和らげるためのポイントをご紹介しました。その中でも、「時間に起因する緊張」への一番の対策は「入念な事前準備にある」という話をしました。今回は改めて「リハーサルの重要性」についてのお話をしたいと思います。

通常「リハーサル」と言いますと本番前の練習というイメージを持つと思いますが、私はプレゼンのリハーサルにはこれ以外にも「内容再確認・修正」「原稿作成」という2つの大切な役割があると考えています。

私自身はプレゼン準備の際には通常、当日のストーリーに合わせた「概要」に基づき、スライドだけを始めに用意しています。この時点では詳細な原稿は用意していません。そして、最初のリハーサルの際に、まずは自分がスライドを見て「思いついた」内容で口頭説明を行います。当然この際は時間超過もありますし、説明がスムーズに行かないポイントも多くあります。

この「時間超過」や「説明がスムーズに行かないポイント」の洗い出しが、実はリハーサルにおいては非常に大切な作業であると私は思っています。スライド作成時というのはいわば「ラフデザイン」を作っている状態で、この状態では「時間やタイミングの正確な調整」はもちろん、説明の妥当性までは十分に検討し切れていないことが多いと思います。これに対し、実際に口頭で一度最初から最後まで話を実際にしてみると、スライド作成中には説明が十分だと思っていても、実際には説明に過不足が見られるポイント(不足だけではなく、言葉が多すぎるのもまた問題です)や、説明時間・タイミングが適切かどうかがすぐに分かります。

このように、一度リハーサルをすることによって、所要時間やタイミングのチェックと併せて、内容自体の妥当性を再確認できるわけですね。特に説明内容をブラッシュアップするには「よどみない説明を行うことが難しいポイント」をこの段階できちんと洗い出すことが非常に大切です。

最初のリハーサルでタイミングと内容の確認を行い、その時点で必要な修正作業を加えます。そして、2回目のリハーサルをもう一度「口頭で思いつくまま」行い、時間・タイミング及び話す内容がほぼ固まったら、その内容に基づいて、実際に話す内容をまとめた詳細原稿を「ワード」で作成します。この際、パワーポイントのノートペインではなくワードを使うのは、全体の文字数を把握しやすくするためです。1分につき250~300文字程度が目安ですので、この分量に持ち時間をかけた文字数を上限として、ワードで口頭説明用の詳細原稿を用意します。

原稿を書く際は、口頭説明の際は「言葉数が多くなってしまっているポイント」を、出来る限り平易かつ短い言葉に直していくことが大事です。また、文字に書き出すことで「内容の重複・漏れ」や「順番の妥当性」の確認もしやすくなるので、このような点にも留意します。

そして、詳細原稿の準備が終わったら、それに基づいてさらに2-3回練習をし、時間内にきちんと終わるまで原稿を微調整します。最後に必要な場合は原稿の内容をノートペインに転記し、準備は完了となります。

いかがでしょうか? リハーサルには単なる「発表練習」というだけでなく、いわば「資料作成の総仕上げ」とも呼ぶべき重要な役割があることをイメージいただけたのではないかと思います。特に「内容の妥当性確認」については、それぞれのスライドを作っていた段階では見えにくいことがリハーサル時に多く分かりますし、練習をすればするほど、本番でも自信を持ってスムーズに話が出来ます。リハーサルの重要性を是非再確認し、プレゼンの成功に繋げていただければ幸いです。

(担当:佐藤 啓