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Access 2007 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2007を利用した講習を行います。

HTML/CSS入門 一日速習研修


ホームページやブログ作成時の基本スキルであるHTML/CSSの基礎を集中的に学習するセミナーです。ホームページの仕組みを知りたい方はもちろん、既製のブログや掲示板サイトのカスタマイズ技術を覚えたい方、さらには自分自身でWebサイトを構築する際の基本を学習したい方にオススメです!

HTML/CSS活用 一日速習研修


Webページ作成スキルであるHTML/CSSの基礎を習得した方向けに、ヘッダー・フッター・サイドメニュー・グローバルナビといった一般的なWebページレイアウトの実装方法や、視覚的に分かりやすいボタン等の作成方法、さらにWebページ作成時に押さえておきたいデザインルール等について実践的に学習するセミナーです。HTML/CSSの基本スキルを習得した方が、実際にWebページを作成し始める前に押さえておきたいポイントが盛りだくさんです。Webページを効率的に作成したい方にオススメです!

Javascript入門 一日速習研修


本格的なWebページを作成する際には、Webページ内の表示をアニメーションで切り替えたり、ボタンの押下に合わせて表示のオン・オフを制御したりといった「ページ内での動的な表示切り替え」を行いたいケースも頻繁に発生します。このような「Webページ内での動的な変更」を可能にする基本技術であるJavascriptの基礎を本セミナーでは習得します。使い勝手の良いWebページ作成には必須の、おすすめセミナーです。

Office2007/2010 乗り換え速習研修


Office 2003以前のバージョンをお使いの方向けに、Office 2007/2010の新しいインターフェイスや機能をご紹介し、短期間でスムーズな移行が可能となるようにサポートをする講座です。
同時に、Office系アプリケーション全般を通じ、バージョンを問わず覚えておきたい「業務効率を上げる便利テクニック」も数多くご紹介します。

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2012年10月、Microsoft社からWindows 8が発売されました。
新しいWindowsに興味を持つ人、買うか待つか迷う人も多いと思われますので、今回はWindows 8についてのお話をしたいと思います。
前回の「前編」では、Windows 8以前の Windowsの「歴史」に触れましたが、今回はいよいよ Windows 8自体のお話をします。

Windows 8を一言で表現するなら「Windows 7のタブレットエディション」となります。

Windows 8/NT6.2(2012年)は、Windows 7と同様、Vista/NT6.0をベースに改良したものです。「8」とあるが、これは8番目のWindowsという意味であり、NTのバージョンは6.2となっています。

仮想化ツールの「Hyper-V」、外部メディアから起動可能な「Windows To Go」、USB3.0の標準サポート等、新機能や改善点は多々ありますが、Windows 8の最大の特徴は新GUI「Modern UI(旧Metro)」です。


Modern UI

Modern UIでは、スタートボタン、ガジェット、クラシックテーマ、Aeroの一部が廃止され、従来のWindowsとはまったく異なった操作感になっていますので、Windows 8の導入を検討する際は、この新GUIと付き合えるかどうかを検討する事になります。

売上が低迷している各PCメーカーやPC系の雑誌ではWindows 8を起爆剤として推していますが、発売前からWindows 8には多くの「酷評」がありました。

酷評要因の一つ目は「Modern UIの押しつけ」です。
新GUI「Modern UI」はあきらかにタッチパネル式のタブレット向けに設計されたGUIですが、Windows 8ではModern UIを従来のデスクトップPCやノートPCの標準にも据えました。

Windows 8には、使い慣れたGUIを切り替えてまで導入する目玉的要素が今のところは見当たらないというのが私個人の見解です。せめて旧GUIと切り替えられるような機能を実装してくれたら良かったのですが。そう言えば、MS OfficeでもGUIをリボンに変更して、同じ酷評が出ていたことを思い出します。

酷評要因の二つ目は「iPadやAndroidとの比較」です。

タブレットPCでは活躍が見込まれるWindows 8ですが、同分野ではiPadやAndroidがすでにシェアを得ています。Windows 8のタブレットはiPadやAndroidのタブレットと比較すると価格が高めですので、iPadやAndroidと「同じ事ができる」だけでは不十分で、それ以上の事ができないとWindows 8を導入する理由はなかなか見いだせません。

それでは、Windows 8でなければ出来ないこととは、何でしょうか?
例えば「MS Officeが使用できる」ことは、その最も分かりやすい候補の一つでしょう。これには期待を寄せていた方も多いと思われます。しかし、閲覧するだけならともかく、タブレットでExcelやPowerpointを快適に操作する事が出来るのでしょうか?結局はノートPCの方が良いのではないでしょうか。この点は疑問点であり、不安要素でもあります。

今までWindowsで使用していたほとんどのアプリはWindows 8でも使用可能なのは魅力的ですが、果たしてタブレットで使用するメリットはあるのでしょうか?
Web、メール、電子手帳、音楽・動画プレイヤー、地図等のアプリであれば、安価なiPadやAndroidのタブレットやスマートフォンで十分に対応可能です。

それならば!! と各メーカーが揃って出してきたものが、ノートPCとタブレットPCが合体したハイブリッド型PCです。一見するとノートPCですが、画面部分が取り外しできてタブレットにもなる新スタイルのPCですね。

なるほど、ハイブリッド型PCであれば、Webブラウザならタブレットで使用する、MS OfficeならノートPCで使用するといった具合に、使用するアプリに応じて切り替える事ができます。この新スタイルPCはAndroid版では前から細々と出てはいましたが、Windows 8の登場により本格的に市場に進出することになりました。テレビのCM等で見た方もいらっしゃると思います。

新スタイルだけにその実力は未知数ですし、普及するかどうかにはもう少し時間を見てみる必要があると思います。その未知数にかけてみるも良いですし、あるいはWindows 8の導入はしばらく見送り、次のWindowsに期待するのも良いと思います。Windows 7のメインストリームサポートは2015年1月13日までですが、それまでに次のWindowsが登場するかもしれません。

いずれにしても、現時点ではWindows 8を積極的に導入しなければいけない理由は、残念ながらあまり見当たらないのではないかと思います。特に、Modern UIについては、その評価が固まるまでにはある程度の時間が必要かと思います。MS Officeのインターフェースがリボンに変わった際も、その評価が安定するまでにはそれなりの期間が必要でしたので。
あくまでも私個人の見解ではありますが、少しでもご参考になれば幸いです。

(担当:奥田 英太郎