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講師からのコメント

この度はアクセス初級セミナーへのご参加をありがとうございました。アクセス初級では新しい考え方を学ぶことが多いので、お話の通り、最初は何度も使って「慣れる」必要があると思います。使いこなせば非常に便利なツールですので、ぜひ今回のセミナーをきっかけに、アクセスのさらなる習得に繋げていただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

この度はアクセス初級セミナーへのご参加をありがとうございました。今回は多くの皆様がご参加でしたので、ご不便をおかけしました点があったかもしれません。お詫び申し上げます。応用編まで習得されますと、アクセスで「出来ること」のイメージがより明確になりますので、またのご参加をご検討いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

この度はアクセス初級セミナーへのご参加をありがとうございました。一日速習という形ですので進捗がやや早めの点はあったかもしれません。お詫び申し上げます。ぜひ今回の内容をお仕事を通じて復習いただき、効率化に繋げていただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! パワーポイントは初めてとのお話でしたが、図やグラフの挿入、アニメーションなども簡単に設定ができることをお分かりいただけたのではないかと思います。ぜひお仕事等で使いながら、復習をしていただければと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

この度はアクセス初級セミナーへのご参加をありがとうございました。アクセスは初級・応用と一通り学習することで「できること」のイメージをつかんでいただくことが出来ると思います。次回の応用編のご参加もお待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

テーブル設計の考え方は、アクセスだけでなく他のデータベースでも全て共通の基本事項となります。ぜひ今回の内容を元に、業務にお役立ていただければと思います。お疲れ様でした。次のステップへのご参加も、お待ちしております。
(担当:奥田 英太郎

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 今回の超速実践活用セミナーは、自己流でパワーポイントをお使いの方が、基本的なところも復習しつつ、より実践的な知識を習得していただくためのセミナーとなっておりますので、ご要望にちょうど合う形となり、良かったです。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! アクセスには知っていると便利なテクニックがいくつもありますが、今回はその中でも「お仕事直結」のものをご紹介しました。ぜひお仕事等で使いながら、復習をしていただければと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりましたが、分かりやすかったとのお話で、安心いたしました。今回の内容が今後のお仕事のお役に立てば嬉しく思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりましたが、ボリュームとしてはやや多めかもしれませんので、ぜひ復習をしていただければと思います。今回の内容が今後のお仕事のお役に立てば嬉しく思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。今回はデータ分析に関する基本的、かつ重要度が高く業務でもすぐに活かせる内容を多く取り上げましたが、分かりやすかったとのお話を頂戴し、嬉しく思います。活用編は統計分析を中心とした内容になりますが、同じように業務直結ですのでまたご参加をご検討いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。「データ分析」と一言で言ってもイメージがなかなか湧きにくいと思い ますが、今回は実務で良くある事例やグラフ等を使い、イメージしやすい内容を多く取り上げましたので、どのような内容を業務に実際に活かせるか、想像をしていただけたのではないかと思います。今回の内容を業務で実際に活用しながら、復習をしていただければ幸いです。またのご参加をお待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。日頃の業務ではどうしても「自分の分かる範囲で」何とかしてしまうこともあると思いますが、今回のように基礎から体系的にしっかり学んでいただくことで、業務効率も上がりますし、何より仕事が楽に、かつ楽しんで出来るようになると思います。今回の内容を是非お仕事にお役立ていただき、活用編へのご参加もご検討いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

今回のセミナーではWebページを作製する際の代表的なレイアウトから始まって、具体的なコーディングの方法、画像の活かし方など、業務で必要な内容を多く取り上げることが出来たかと思います。お話にありましたように、まずは「できること」「できないこと(=外部にお願いした方がよいこと)」の区別が出来るようになることが大切ですので、ぜひお仕事を通じて使ってみていただけたらと思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

講師からのコメント

今回はJavascriptプログラミングの基礎をお話ししましたが、基礎だけでもかなりのボリュームだったのではないかと思います。プログラミングに入る前段階の「インターネットとは」「サーバーとは」「HTMLとは」という話も含めて、必要となる知識が非常に広範にわたるのがWebプログラミング共通のポイントになります。ぜひ繰り返し復習して、業務に役立てていただければと思います。お疲れ様でした。次のステップへのご参加も、お待ちしております。
(担当:奥田 英太郎

講師からのコメント

今回はJavascriptプログラミングの基礎をお話ししましたが、プログラミングに入る前段階の「インターネットとは」「サーバーとは」「HTMLとは」という話も含めて、必要となる知識が非常に広範にわたるのがWebプログラミング共通のポイントになります。これらの基礎も含めてしっかり学習いただき、Webプログラミングの習得に繋げていただければと思います。お疲れ様でした。次のステップへのご参加も、お待ちしております。
(担当:奥田 英太郎

講師からのコメント

この度はエクセルビジネス関数実践セミナーへのご参加をありがとうございまし た。セミナーの内容がお役に立てましたようで、良かったです。ぜひ今回の内容 を復習いただきました上で、データ分析等、次のステップの学習に繋げていただ ければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりましたが、理解が進みましたとのお話、嬉しく思います。今回の内容 を、ぜひ今後のお仕事にお役立ていただければと思います。ありがとうございま した。
(担当:斉藤 万幾子

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりましたが、ネットワークのお話などは、お話にありましたとおり、実 は意外と知らない、けれど大切な部分だったりします。今回の内容を、ぜひ今後 のお仕事にお役立ていただければと思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

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ビジネスパワーアップコラム<プレゼン編> 第十四回

前回のプレゼン編コラムでは、「パワーポイントに頼りすぎない」と題して、効果的なプレゼン資料を作成する上でのパワーポイントの使用に関する注意点をお話しました。今回はプレゼンを作成する上で、シナリオと並んで大切なポイントである「デザイン」に関するお話をしたいと思います。

効果的なプレゼンにおいてデザインが重要である理由は、聴衆及びプレゼンターそれぞれの立場に対して存在します。優れたデザインは聴衆側の「理解」や「記憶」のしやすさをサポートします。一方でプレゼンター側にとっては、優れたデザインを実現する際には様々な「制約」が課されることになりますので、その制約が「創造性」を生み出し、よいプレゼン内容に繋がるというメリットがあります。

では、「優れたデザイン」とは、どのようにすれば考え出すことが出来るのでしょうか。私は以下の3原則を、デザイン検討時の基本方針として、お薦めしたいと思います。

・「引き算」で考える
・余白を活用する
・均一性と対称性を活用する

「引き算」については「シンプルプレゼン」の考え方にも通じるのですが、「相手の理解にどうしても必要なもの」以外の要素は出来るだけ「差し引く」というイメージです。例えば、スライドの番号や会社のロゴ、グラフや表の背景、ワンポイントイラスト等ですね。プレゼンの構成を最初に考える際はどうしても「足し算」で考えざるを得ないのですが、ある程度「足し算」が終わった段階で、今度は「引く」作業を改めて行うことで、「本当に必要な要素」を見極めることが出来るようになります。相手の理解や記憶に対して不要なものを極力そぎ落とすこと、これが「引き算」の意味であり、理解しやすいデザインの第一歩となります。

余白の活用も大切なポイントです。適切な余白は「上質感」「安心感」「自然さ」を演出し、結果的に聴衆の関心を惹きつけ、理解や記憶をサポートすることに繋がります。逆に、余白が多すぎたり少なすぎたりすると、緊張感や間延びした不自然な印象等が生じ、聴衆の関心を惹きつけることが難しくなります。余白を考える上では、人間が最も美しく、また心地よく感じやすいと言われている「黄金比(縦:横=1:1.618)」をベースとし、スライドを縦・横共に三等分した「三分割法」を活用し、そのグリッドの交点に要素を配置することから始めてみると良いと思います。

三分割法の例

均一性と対称性については、複数の要素同士の関係や、余白等を考える上で大切なポイントです。例えば、文字の大きさや書体・位置はスライドを通して統一されているか、上下あるいは左右の余白は同じ大きさになっているか、斜め矢印の角度は線対称になっているか、等ですね。均一性と対称性にあまり配慮されていないスライドは、雑多な印象を与え、結果的には聴衆がプレゼンに魅力を感じない要因となることがあります。私自身は日頃のスライド等の作成でもこの「均一性と対称性」には非常に注意を払っています。

実のところ、私自身は小・中・高と「美術」が非常に苦手でしたので、今でもデザインには苦労しているところがあります。ですが、プレゼンに関していえば、デザイナーの方のような「専門的な能力」に不安があったとしても、これらの基本的なポイントを押さえておくだけで、「伝わりやすい」スライドを作成することは可能であると、私自身の経験からも思います。「デザインは苦手」という方がもしいらっしゃいましたら、まずは今回のコラムに記したような「デザインの基本」から少しずつ意識してみると良いのではないかと思います。参考としていただければ幸いです。

(担当:佐藤 啓

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前回のWeb系コラムでは余白の持つ役割についてのお話をしました。
今回は、Webサイトに掲載する情報の優先順位について、お話をしたいと思います。

Webサイトに掲載する情報については、重要なものや確実に確認をしてほしいものから、時間があれば一緒に確認をしてほしいもの、あるいは法律や社内規則等のルールによって掲載が義務づけられているもの等、様々な情報が存在します。

従って、Webサイトのレイアウトを考える際には、情報の配置場所をしっかりと決めておく必要があります。言い換えれば、情報に優先順位を設定し、優先順位の高いものから目立つ位置やデザインを割り当てていくことになります。
この際、重要な部分や特に見せたい場所には強い色を置くのが一般的です。
周囲にも強い色があったり、見づらかったりしては、強い色を使っても注意を引くことができません。
通常は強い色を使ったあとは、周囲の色はグレーのような、鮮やかではない色を配置し、また余白を多めに取ることによって色自体をすっきり見せるようにします。
例えば下記のWebサイトでは、左にある強めの配色の周りが、彩度の低い色でまとめられていることが確認できます。

Super Soul

もちろんですが、二番目に目立たせたい場所があった場合、一番目と同じようなデザインにしては、ユーザーはどちらを最初に見たら良いのか迷ってしまいます。従って、二番目に目立たせたいポイントについては一番目よりも控えめな色やデザインを選ぶ必要が出てきます。

FDA

航空会社の予約サイトです。目立たせたいキャンペーンなどのバナーを除けば、空席照会のボタンが一番優先順位の高い箇所になると考えられます。実際にこちらのサイトでは「空席照会」ボタンがユーザーの視線の動きを考えた場合に最も注目されやすい位置である「左側」にあるため、ここから空席情報をすぐに検索することが可能です。
グローバルナビゲーションボタンと同じ色で「空席照会」のボタンが作られているのは、その高い優先順位のためであると考えられます。

ここでのもう一つのポイントは色の違いによる優先順位のつけ方です。
例えば、このサイトでは赤色、青色、水色のボタンが左側にあります。
どのボタンも目を引きつける鮮やかな色が使われていますが、最も視覚の誘引性が高いのは赤色です。
ここでは、このWebサイトに来るユーザーがまず何をしたいかということを主眼に置き、よく使うボタンに対しては色も活用して優先順位を設定していることがわかります。ユーザーの目に入りやすくなれば、クリックされる確率も上がります。
「空席照会」といった重要なボタンには赤色のような鮮やかな色を使うことで、ユーザーの操作性がより上がることに繋がるのですね。

Webサイトのレイアウトを考える際には、情報の優先順位も意識して考えていく必要があることをご紹介いたしました。
ぜひこの視点を活用し、ユーザーにとって使いやすいWebサイトとは何かを考えていただければと思います。

(担当:斉藤 万幾子

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Access 2007 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2007を利用した講習を行います。

Access 2010 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Access 2010 応用 一日速習研修


クエリ・リレーションシップの応用からマクロの基礎までをしっかり学ぶ講座です。実務でアクセスを利用する方は、ここまで学ぶと業務への活用の幅が大幅に広がります!
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Excel ビジネス関数実践 一日速習研修


実務においてよく行われるデータ処理について、複数の数式や関数を組み合わせて結果を求めていく際の実践的な手法を数多く習得する研修です。単に「知っている」だけではなく、数式や関数を「使いこなす」ためのヒントが満載の、業務効率化に直結するセミナーです。
Excelを活用してワンランク上の仕事を手がけたい方におすすめです。

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2012年10月、Microsoft社からWindows 8が発売されました。
新しいWindowsに興味を持つ人、買うか待つか迷う人も多いと思われますので、今回はWindows 8についてのお話をしたいと思います。

ただし、Windows 8を理解するためには、まずは歴代Windowsを学ぶ必要がありますので、今回のテーマは2回に分けてお話しします。
今回は「Windows 8」以前の歴史について、説明をしましょう。

MS-DOS
Microsoft社初のOSです。
IBM社の「PC-DOS」と呼ばれるOSの開発を請け負っていたMicrosoft社が、後に独自ブランドで発売したのがMS-DOS(1981年)です。
MS-DOS単体としてはバージョン6.22(1994年)まであり、全世界で1億本も販売されたヒット製品です。
日本では日本語対応したバージョン5「DOS/V」が普及し、Apple社のMacintosh、NEC社のPC98と三大PCの一角を担っていました。

Windows 3.x系
当初、Windowsはテキストベースのユーザーインターフェースを持つMS-DOSをグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)で操作するためのシェル(OSとやりとりをするためのソフト)に過ぎず、ただのアプリでしたが、Windows 3.0(1990年)からOSとして進化し、Windows 3.1(1993年)と続きます。
ベースとなっているのはMS-DOSですが、GUIの操作感、各機能の強化により、3.0と3.1を合わせて、これまた全世界で1億本も売れたヒット製品です。

Apple社のMacintosh、NEC社のPC98がハードもOSも一体化しているのに対し、MS-DOS/Windowsはハード(PC/AT互換機)とOSを分けた事に特徴があります。
ハードには他社を参入させる事により、多くのメーカーがMS-DOS/Windows用のPCを生産する事ができるようになりました。
それによりPCの高性能化、低価格化の競争に拍車がかかり、アプリケーションでも次々に他社が参入し、このようなヒットに繋がりました。

Windows 9x系
Windows 95(1995年)はWindowsをMicrosoftの存在を世界中に知らしめることとなった、Microsoft社の代表作です。
直感的なGUI、インターネットに対応したネットワーク機能、音楽や動画、ゲームのマルチメディア機能、プラグアンドプレイ(ハードウェアの設定の簡略化)等、さまざまな要素が追加、強化されたOSで、PCを「一般化」した立役者ともなりました。
その後、Windows 98(1998年)→Windows 98SE(1999年)→Windows ME(2001年)と後継が続きます。

MS-DOSや3.x系は16ビットで、9x系は32ビットとありますが、9x系のベースもMS-DOSで作られていましたので、16ビットに32ビットを加えた「合いの子」とも言えます。
これはMS-DOSや3.x系のソフトウェアと互換性を保つためでしたが、この合いの子構造がOSを不安定にする要因にもなりました。
9x系を使っていたほぼ全ての人が、フリーズやブルースクリーンを一度や二度は見たことがあると思います。

2000年にもなれば、いわゆる「過去の遺物」との互換性も無用になり、9x系はWindows MEを持って終了しました。

Windows NT系
Windows NT系とWindows 9x系は同じWindowsの名を持っていますが、両者はまったくの別物です。
9x系のベースはMS-DOSですが、NT系は独自のカーネル(OSの中核のようなもの)を使用しています。

初期のシリーズはWindows NT3.1(1994年)→Windows NT3.5(1994年)→Windows NT4.0(1996年)と続きました。
ちなみに3.1以前はWindows 3.x系と併合していたため存在していません。

この頃は9x系が家庭用、NT系が業務用に位置付けされていました。
NT系は9x系と比較するとマルチメディア機能が弱かったり、プラグアンドプレイが無かったりと敷居が高かった反面、完全な32ビット機で安定性があり、Windows Serverと連携する事ができました。

その後、NT系に9x系の使い易さを加えた、後に最高峰と評価されるWindows 2000/NT5.0(2000年)→Windows XP/NT5.1(2002年)が登場します。

Windows MEで9x系が終了し、その後はWindows XPに受け継がれ、XPから家庭用のエディションと業務用のエディションの2種類のOSが提供されることになりました。

ここまでを振り返ると、1990年あたりからほぼ毎年のようにOSを出し続けていたMicrosoftですが、XPでひとつの終着点を迎える事になり、XPの長期政権が始まります。

近代Windowsへ
Microsoftは5年と6億ドルをかけてWindows Vista/NT6.0(2007年)を出します。
NTのバージョンアップ、3Dを使用したGUI「Aero」、ユーザーアカウント制御 、セキュリティ強化、IPv6のサポート等、新要素が盛り込まれましたが、XPの長期政権を揺るがすには至りませんでした。
XPの完成度が高いため、Vistaの新機能や改善は「改悪」扱いされる事もありました。

その後、Windows 7/NT6.1(2009年)が登場します。
結果的にWindows 7はXPのシェアを超える事となりました。

Windows 7はVistaをベースに改良したものです。7とありますが、これは7番目のWindowsという意味であり、NTのバージョンは6.1となっています。
追加機能や改善点は多々ありますが、これといった目玉要素は見当たりません。

それにもかかわらずシェアを得られたのはWindows 7の機能面が受け入れられたのではおそらくなく、単に「使っていたPCが古くなったので買い換えたら7だった」という理由が多いのではないかと個人的には思います。
一方で、その買い替えの背景には「64ビット化」があり、多くのユーザーに受け入れられたのは「Windows 7 64ビット版」の方でした。

ハードの性能は上がる一方なのに、その高性能をOSが使いこなせないのでは勿体無いですよね。
心配されていたソフトウェアとの互換性も大きな問題は無く、時期を見て買い換えた人も多いのではないかと思われます。
XPと同じ事ができるならVistaではなく、より処理の速い Windows 7 64ビット版に替えた方が良いと思われた方も多かったのではないでしょうか。

ちなみに、WindowsではXP、Vistaですでに64ビット版を出していましたが、32ビット版と64ビット版の販売は別々であったのに対し、7では32ビット版と64ビット版をセットで販売することで、購入し易くしていました。

2012年9月、Windows 7はWindows XPのシェアを上回ります。
そして、2012年10月。Windows 8が登場する事になります。

次回はいよいよ「Windows 8」そのものに触れたいと思います。

(担当:奥田 英太郎