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Access 2010 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Access 2010 応用 一日速習研修


クエリ・リレーションシップの応用からマクロの基礎までをしっかり学ぶ講座です。実務でアクセスを利用する方は、ここまで学ぶと業務への活用の幅が大幅に広がります!
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

SQLServer入門 二日間速習研修


アクセスのスキルを一通り習得されている方を対象に、より大規模なデータベースシステムであるSQL Serverへの移行(アップサイジング)に関する基本を学ぶ研修です。SQLServerの基本を学びたい方や、既存のAccessシステムからの移行を検討中の方にオススメです!

Excel データ分析入門 一日速習研修


エクセルの基礎を習得されている方を対象に、エクセルでのデータ分析に関する様々な手法を豊富な実例を基に学ぶ研修です。幅広い応用範囲で業務効率アップに繋がります!

Office2007/2010 乗り換え速習研修


Office 2003以前のバージョンをお使いの方向けに、Office 2007/2010の新しいインターフェイスや機能をご紹介し、短期間でスムーズな移行が可能となるようにサポートをする講座です。
同時に、Office系アプリケーション全般を通じ、バージョンを問わず覚えておきたい「業務効率を上げる便利テクニック」も数多くご紹介します。

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さっそくだが下記のソースコードを見てみましょう。
VBA(VB6.0)のソースコードである。

Dim var As Long
var = 10
MsgBox “変数の値はvar”

これだと実行結果は「変数の値はvar」と出力されます。
「変数の値は10」と出力するためには、下記のように記述します。

MsgBox “変数の値は” & var

どのプログラミング言語でもそうですが、変数と文字列の結合に悪戦苦闘する初心者の方は多くいらっしゃいます。
SQLが絡むと特に、難しく感じてしまうようです。

Dim key As Long
key = 10
Dim sql As String
sql = “SELECT * FROM table WHERE field = key”

これだとSQLは「SELECT * FROM table WHERE field = key」になってしまいます。
「SELECT * FROM table WHERE field = 10」とするには下記のように記述します。

sql = “SELECT * FROM table WHERE field = ” & key

落ち着いてソースコードを整理してみましょう。
どこまでが引用符で括られている文字列で、どこまでが変数なのかを認識する事が重要です。

では少し複雑なSQLの事例をひとつ。
「SELECT * FROM table WHERE field = ‘abc’」とするには下記のように記述します。

Dim key As String
key = “abc”
Dim sql As String
sql = “SELECT * FROM table WHERE field = ‘” & key & “‘”

いかがでしょうか?
理解しづらいのなら、実際にソースコードを記述して、MsgBoxなりDebug.Printなりで変数sqlを出力して確認してみてくださいね。

どのプログラミング言語でどのRDBMSを操作するにも、このようなSQLを組み合わせる技術は必須となります。
将来的にはSQLインジェクション対策を考慮したり、プレースホルダ(パラメータ)を使用したりする事になりますが、まずはこの程度の基礎からできるようになることを目指しましょう。

(担当:奥田 英太郎)