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会議用資料等で、縦横やサイズの異なる用紙が混在するものを一式にすることはよくあります。
その場合、別々のファイルで作成して印刷したものを手作業で合わせ綴じていることが多いのではないでしょうか。
実はWordは一つのファイルに異なるサイズや縦横ページの混在が可能です。プリンタさえ対応していれば、印刷が一度で済みます。

【セクション区切り】
通常は文書全体に適用される設定を、セクションごとに設定可能です。

・ページの縦横、用紙のサイズ
・一行の文字数、一ページの行数
・ヘッダー、フッター、ページ番号の種類や位置
・段組み

(2003)メニューバーの [挿入] → [改ページ]
(2007・2010)[ページレイアウト] タブ → [区切り]

見た目は通常の改ページと変わりませんが、[編集記号の表示/非表示] ボタン(ツールバーまたは [ホーム] タブ)で編集記号を表示すると、「セクション区切り」と表示されています。

(担当:瀧川 仁子

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PowerPointで作成するプレゼンテーション資料や提案書等では、文字とともによく使用するのが「表」と「グラフ」です。
データを視覚化しより理解しやすくする効果があります。

表とグラフそれぞれの基本的な役割は、下記のようなものが挙げられます。

【表】
・データを整理して簡潔に表現する
・情報を比較する
・データの計算

【グラフ】
・数値データの比較を視覚的に表現する
・数値データの傾向を把握する

上記を踏まえ、目的に合わせて使い分けをします。
・数値などのデータを詳細に表すには「表」
・そのデータの比較や傾向を視覚的に表すには「グラフ」

表とグラフそれぞれの詳細については下記をご参照ください。

「分かりやすい」グラフ作成のコツ
http://www.frontier-link.jp/Blog/business/1302.html

「表」の基本ルール
http://www.frontier-link.jp/Blog/business/1611.html

なお、PowerPointでのグラフを作成は二つの方法があります。
・PowerPointのオブジェクトとして作成する
・Excelで作成したグラフをPowerPointのスライドに貼り付ける

必要に応じてどちらの作成方法でも問題はありませんが、アニメーションについては異なる点があります。
Excelで作成したグラフを貼り付けた場合は一つのオブジェクトとしてそれ自体に対してのアニメーションしか設定できませんが、PowerPointで作成したグラフの場合はグラフ内の系列や項目別にアニメーション設定が可能です。つまり、棒グラフや折れ線グラフを一本づつ順番に表示することができます。

(担当:瀧川 仁子

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マイクロソフトによるOffice2003のサポートは、2014年4月8日に終了します。

現在2003をお使いの方は、「それ以降はOffice2003は使えなくなるの?」とご不安な方がいらっしゃるかもしれません。もちろん従来どおりお使いいただくことは可能です。
ただ、サポート期間の終了したソフトを使い続けることは、ソフトに何か不具合が発見されたりセキュリティ上問題のある場合でも修正プログラムが提供されないということを意味します。

一般的に、「古い」ソフトを使い続けることについては様々な問題があります。
ソフトはそれが作られた時点での技術に基づいています。2003は今から10年前(設計時はそれ以前)のパソコンの能力に合わせて作られています。この10年間でパソコンの能力は大幅に向上していますが、古いソフトは当然その能力を活かしてはいません。
また、2000年代の初めはインターネットは普及しているとはいえ、まだ「全てのパソコンがインターネットにつながっている」という状況ではありませんでした。そういう状況を想定していないソフトが現在のようにインターネットに常時接続していたら、セキュリティ的に何かトラブルがあったとしても不思議ではありません。
その後に発売されたソフトは、当然こういったパソコンや環境の変化に対応したものになっています。

また、ソフトはそのまま使い続ける場合でも、パソコンを入れ替えたりWindowsのバージョンアップを行うこともあります。
Windows8では、Office2003の動作は保証されていません。

上記事情により、来年までにはOfficeのバージョンアップをご検討の企業様も多いかと存じます。
現在のバージョンは、Office2010またはOffice2013(2013年2月発売)となります。

なお、Office2007以降は2003以前とメニュー構成や操作方法がかなり異なり、また新機能も加わりました。
ファイルの保存形式も変更になりましたが、2003以前のバージョンで作成したファイルは新しいバージョンで使用でき、新形式に保存しなおすことも可能です。

(担当:瀧川 仁子

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PowerPointでプレゼン資料を作成する際には、文字情報は基本的に箇条書きとなります。
またWordでも、内容によっては箇条書きを利用して情報を伝えます。

 文章 …「読む」もの
 箇条書き …「見る」もの → 一目でわかりやすく情報を表現する

箇条書きと共によく利用されるのが、段落番号です。
手順や時系列的な順番のあるものは段落番号を使用します。

 箇条書き = 順番のない文章の列挙
 段落番号 = 順番付きの文章の列挙

WordでもPowerPointでも箇条書き・段落番号は、対象範囲を選択し下記の方法または右クリック→ショートカットメニューで設定します。
なおPowerPointでは、行頭文字の色の変更や段落番号の開始位置の変更が可能です。

 (2003)ツールバーの [箇条書き] または [段落番号]
 (2007・2010)[ホーム] タブの [箇条書き] または [段落番号]

また、下記によって形を整えると、より読みやすくなります。
・「レベル」を変更することで、情報のグループを視覚的に把握しやすくします。
・行頭文字と先頭文字の間隔を、「インデント」により調整します。

(担当:瀧川 仁子

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データや事柄を整理して表示する際によく利用されるのが、「表」です。
表には下記の役割があります。
・データを整理して簡潔に表現する
・情報を比較する
・データの計算

「わかりやすい表」の作成方法のポイントはいくつかあります。これに留意するだけで表がぐっと見やすくなります。

【レイアウト】
・列幅を揃える
 ポイント… 同じまたは似たような内容の列は同じ幅にします(自動調整は使わない)

・行の高さや幅を調整し、セル内に余白を設ける
 ポイント… 特にExcelは行の高さを拡げると見やすくなります(もちろん行の高さもバラバラではなく揃えること)

【見出し】
・見出しとデータ部分の区別を付けやすくする(塗りつぶし色、罫線種類、文字のサイズや太字等)
 ポイント… 見出し部分に色を付ける際は、塗りつぶしの色と文字の色を「濃い色」と「薄い色」の組み合わせにします

【セル内の文字位置】
・列見出しは基本的に中央揃え、行見出しは見やすさで左揃え・中央揃え・均等割付などを判断する
・データは、文字は左揃え、金額など数値は右揃え(小数点の位を揃える)

また、データ量の多い表では各行ごとの情報が見づらいことがあります。
その場合は一行おきに色を付ける機能がありますので、それを利用すると見やすくなります。

 Word 表のスタイル(2010・2007)、表のオートフォーマット(2003)
 Excel テーブル(2010・2007)、オートフォーマット(2003)
 PowerPoint 表のスタイル(2010・2007)

(担当:瀧川 仁子