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2013/6/15(土)にフロンティアリンクビジネススクール 金沢セミナールームが新規オープンします!


フロンティアリンクビジネススクール 14箇所目のセミナールームとして、2013/6/15(土)に金沢セミナールームが新規オープンとなります。金沢工大扇が丘キャンパスそば、無料駐車場完備のロケーションで、最大2名様をお迎えすることが可能です。静かな環境と快適なPC設備により、セミナーを気持ちよく、効果的にご受講いただくことが可能です。
ますます進化するフロンティアリンクビジネススクールを今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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ビジネスパワーアップコラム<アイデア発想法編> 第三回

前回のアイデア発想法編コラムでは、アイデアを新たに生み出す際の最初の入り口である「問題」の発見方法についてのお話をしました。問題を発見する際には、

・「理想」と「現実」のギャップが問題の根本であること
・「理想」を高く掲げることで、発想可能なアイデアも広がること
・問題の「種」は、日々の生活のあらゆるシーンに存在すること

これらのポイントを押さえておく必要がありました。

今回のコラムでは、アイデアの発想を実際に始める前に必要なもう一つの準備作業である、問題の「掘り下げ」についてのお話をしたいと思います。

「問題」自体の根本は「理想」と「現実」とのギャップであることは前回のコラムで説明をした通りですが、アイデアを発想する上では、この「根本的な問題」の状態のままでは、その問題が網羅している範囲が広すぎて、具体的なアイデアをイメージしにくくなることが多いです。例えば、私自身は最近スマートフォンを買い換えたのですが、スマートフォンを使用する際の大きな問題として「バッテリーの持ち」があります。以前使用していたスマートフォンは、使い方によってはバッテリーが半日で切れてしまうような状況でしたので、この問題は私にとっては非常に切実な問題でした。

この場合、「理想」と「現実」のギャップを「問題」と考えると、例えば、

理想:ヘビーユースの状況でも、3日間充電しなくて大丈夫
現実:半日間しか持たない

という状況のギャップ、すなわち「電池の持ちをあと2日半延ばすには、どうすれば良いか」という点が「根本的な問題」となります。

そこで、この「電池の持ちを2日半延ばす」という点だけから、この目標を達成するためのアイデアの発想を始めたとしましょう。この段階で発想を始めてもいろいろと思い浮かぶことはあると思いますが、制約がなさ過ぎて、思い浮かぶアイデアが発散しすぎてしまうか、玉石混交となってしまう可能性が生じます。あるいは逆に、制約のなさの故にかえって思い浮かばないというケースもあり得ます。

このような場合においては、問題が生じる原因を「掘り下げる」ことによって、アイデアを発想する領域を始めに絞っておくことが有効です。この掘り下げに関しては、ロジカルシンキング編コラムの第8回で採り上げた「縦方向思考の原則」に従い、「なぜ?」または「どのように?」と考えることが基本的なアプローチとなります。今回のスマートフォンのケースであれば、「『なぜ』ヘビーユースの状況で、バッテリーが3日間持たないのか」と考えると、例えば

・バッテリー自体の容量が少ないから
・ハードウェアの中で、バッテリーを多く消費するものがあるから
・ソフトウェアの中で、バッテリーを多く消費するものがあるから

このような「掘り下げ」が可能となります。従って、まずは「バッテリー自体の改善」「ハードウェアの改善」「ソフトウェアの改善」という3つの領域から、アイデアの発想を始めると良いことになります。ちなみに、私自身が最近買い換えたシャープ製のスマートフォンでは「IGZO」という液晶の新技術によって、ハードウェアの中でもバッテリー消費の大きかった液晶の消費電力改善に成功しています。私自身の通常の使い方ですと、一日半程度は充電なしでも大丈夫ですが、使用するソフトウェアによっては通信を頻繁に行うものもあり、そのような場合ですと1日持つか持たないかということもありました。従って、ハードウェアだけでなく、ソフトウェアの改善、あるいはソフトウェアを使用するユーザー側の使い方の改善等も、今回の場合はアイデアを発想する領域としては有効かと思います。

まとめますと、アイデア発想のスタートとなる問題を考える際には、

・理想と現実のギャップに基づいて、根本的な問題を定義する
・根本的な問題が生じる原因を「掘り下げる」ことで、アイデアを発想する領域を最初に絞り込む

以上2つの作業を行うことが必要となります。

もちろんですが、掘り下げによってアイデアを発想する領域を始めに絞り込んでしまうと、絞り込んだ領域以外のところに存在する可能性のある「よいアイデア」を見落としてしまう可能性も生じます。ですが、多くの場合では、アイデア発想を始める段階で何らかの制約を設けなければ、かえってアイデアが発散してしまうか、あるいは思いつきにくい状況となってしまいます。アイデアの発想においては、制約を生かす必要がある場面と制約を外す必要がある場面の双方がありますが、制約を外す必要のあるケースについてはまた追って説明しますので、今回については「制約を生かす」ことがアイデア発想においては重要だと考えていただければと思います。

(担当:佐藤 啓

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これからシリーズとして見やすい表を作るためのポイントについてお話していきたいと思います。
そもそも表とは何かを考えてみますと、複数の情報をわかりやすく分類して表示するものと言えます。Webサイトでよく使用されることが多い例を挙げますと、会社情報、メニュー表、料金表などがあります。またショッピングサイトなどでは、詳細な商品情報をわかりやすく表示する際にもよく使用されています。Webで表を作成するには、テーブルタグを使用します。

ではテーブルタグを使用した表はどのような構成になっているのか、基本的な部分を確認しましょう。


1 2 3 4
2-1 2-2 2-3 2-4
3-1 3-2 3-3 3-4
<table border="1">
<thead><!--表のヘッダー要素 ここから-->
     <tr><!--行-->
          <td>1</td><!--マス目-->
          <td>2</td>
          <td>3</td>
          <td>4</td>
     </tr>
</thead><!--表のヘッダー要素 ここまで-->
<tbody><!--表のボディー要素 ここから-->
      <tr>
          <td>2-1</td>
          <td>2-2</td>
          <td>2-3</td>
          <td>2-4</td>
     </tr>
     <tr>
          <td>3-1</td>
          <td>3-2</td>
          <td>3-3</td>
          <td>3-4</td>
     </tr>
</tbody><!--表のボディー要素 ここまで-->
</table>

ソースコードの要素を上から順に見て行きますと、

・1行目には表の境界線の設定
・2行目から9行目には表のヘッダー要素
・10行目から24行目には表のボディー要素

大まかにこのような構成になっていることが、ご確認いただけると思います。
上記のHTMLだけでは、見た目はかなり味気ないものになりますね。通常は上記のような構成をHTMLで作成した後、CSSなどを組み合わせることによって、わかりやすい表にするための作り込みを行います。目的にもよりますが、具体的に多くの情報をすっきりと見せるためにヘッダー要素だけ別の色を設定したり、また多くの注目を集めるためにテーブルタグの中に画像を組み込んだりすることもあります。作り込みが行われたデザイン例を以下から見ていきましょう。

1.シンプルなデザイン
amazon.co.jp

フォントの色が黒色のため、文字を見やすくするために(コントラストを高く保つために)背景色を薄い色に設定している点がポイントです。

2.情報量が多いものをすっきりとさせたデザイン
csstablegallery

背景色を交互に異なる色に設定することで行ごとの把握がしやすく、隣り合う行との見間違いを少なくすることが可能です。情報量をたくさん並べるテーブルではぜひ押さえておきたいテクニックです。

3.画像を使用して、リッチに見せるデザイン
fetchapp

画像が追加されることで表に対する注目度が増しますね。

CSSの背景色や境界線の色の組み合わせを変えると、ずいぶん印象が変わってくることがイメージしていただけた事と思います。
商品情報などを載せる場合、情報を載せるテーブルをあえてシンプルに作ることで、近くに配置してある商品画像などのコンテンツをより目立たせる、といった使い方も可能です。シンプルなCSSだけで簡単に作るべきか、それとも画像を使ってアピールすべきかは前もって考えておき、場合に応じて使い分けましょう。今後にお役立ていただけましたら幸いです。

(担当:斉藤 万幾子

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Access 2010 初級 一日速習研修


アクセスの基礎はこれでバッチリ!簡単なデータベース作成を通じて、アクセスの基本操作からリレーションシップの基礎までを学ぶ講座です。
本コースではAccess2010を利用した講習を行います。

Ac/Ex VBA文法初級 一日速習研修


ExcelVBA(=Excelマクロ)・AccessVBAを用いた自動化・省力化を行う際に必須である、VBAプログラミングにおける基本文法を集中的に学習する講座です。プログラミング技術習得の最短ステップは「既存のソースコードを理解し、改良しながら覚える」ことです。VBAの基本文法をしっかり理解することで、ソースコードの理解力が飛躍的に高まり、効率的な作成が可能となります。アクセスやエクセルでの作業の自動化・省力化を行うための最初のステップとして、オススメの研修です!

Ac/Ex VBA文法応用 一日速習研修


実践的なVBAプログラミングにおいて必須である「型変換」「クラス」「エラー処理」「テキストファイルの読み書き」等の文法や技法を効率的に習得するための講座です。実際のエクセル/アクセスにおけるVBAプログラミングにおいてはこれらの文法を理解していることが大前提となります。VBAの初歩的な文法を理解した方が、本格的なVBAプログラミングに入る前に合わせて習得する必要がある項目を完全に網羅していますので、一歩先を行くVBAプログラミングの技法をマスターしたい方におすすめです。

Excel 2010 応用 一日速習研修


関数の高度な使い方、オートフィルタやピボットテーブル、複合グラフなど、エクセルの応用操作を一日で習得する講座です。業務でエクセルをより活用し、使いこなしたい方にオススメです!
本コースではExcel2010を利用した講習を行います。

Excel 2007/2010 超速実践活用 一日速習


エクセル初級・応用編の中から仕事でよく使う部分を中心にピックアップすると共に、「難易度は高いが業務ではよく利用する、覚えておくと便利な関数や機能」も一緒に学習する講座です。エクセル初心者や自己流でエクセルを使ってきた方で、業務に直結するスキルや考え方を短時間で習得したい方にオススメです!
本コースではExcel2007または2010を利用した講習を行います。

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当校ではHTMLやCSS、JavaScriptやjQuery、PHPとさまざまなWeb関連の講座を実施しております。
毎回、多くの受講者が上記の講座を学びにいらっしゃっているのですが、近頃「HTML5」に関する問い合わせが多くなってきました。

HTML5とは、Webの次世代技術になります。正式勧告は2014年頃となり、現在のWebブラウザでは完全対応していません。
この様な背景があるにも関わらず、これ程までに着目されることから、その期待度の高さが伺えます。

このような話題を耳にしただけで、誤解されている方、勘違いされている方が多いのですが、HTML5はただ単にHTML4.01やXHTML1.1のバージョンアップというワケではありません。
HTML5はHTML、CSS、JavaScript等、さまざまなWeb関連技術の次世代技術になります。

特に注目されているのがAPI関連です。
動画の制御、グラフィックの描画、Webストレージ、ファイルアクセス、Web Workers、スマホのハードウェアアクセス等、、、
これらのAPIをJavaScriptで利用できます。

HTML、CSSでも、新たな要素が加わり、古い要素は排除され、整理整頓され使いやすくなっているのは確かですが、HTML5の真骨頂はJavaScriptにあると言っても過言ではありません。

そのため、HTML5を学習するには、まずはJavaScriptを学習する必要があります。

現在、当校ではHTML5の講座開設に向けて準備を進めています。
HTML5の講座は、HTML、CSS、Webの基礎に加えて、JavaScriptができる事を受講のための前提条件として想定しています。

「インスタンスって何ですか?」ではHTML5の理解が難しいためです。

JavaScriptはプログラミング言語です。HTMLやCSSと比べて、修得するにはそれなりの時間と労力がかかります。
きちんと腰をすえてゆっくり学習して下さい。

JavaScriptの学習こそが、HTML5を学習する基礎土台となるのです。

(担当:奥田 英太郎