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AccessとVBAに関し「クエリをExcelにエクスポートする際に、そのExcelファイルにパスワードは設定可能ですか?」という質問がありました。

クエリをExcelにエクスポートするだけなら、DoCmdのOutputToメソッドで簡単に可能です。
しかし、このメソッドにはパスワードを設定する機能はありません。

従って、WorkbookクラスのSaveAsメソッドでパスワードかけて保存し直すのがよいと思います。

なお、Access内のVBAとExcel内のVBAでは生成済みオブジェクトが異なります。
Access内でExcel関連のクラスを使用したい場合は、参照設定「Microsoft Excel XX.0 Object Library」が必要です。
XXにはバージョンが入ります。2003=11.0、2007=12.0、2010=14.0です。(13.0はMac版)

サンプルソースコードは以下の通りです。

‘ファイルのパス
Dim filePath As String
filePath = CurrentProject.Path & “¥export.xls”

‘Query01をExcelファイルにエクスポート
DoCmd.OutputTo acOutputQuery, “Query01″, acFormatXLS, filePath

‘ExcelのApplicationクラス
Dim excelApplication As Excel.Application
Set excelApplication = New Excel.Application

‘エクスポートしたファイルを開く
Dim book As Workbook
Set book = excelApplication.Workbooks.Open(FileName:=filePath)

‘確認メッセージを非表示にする
excelApplication.DisplayAlerts = False

‘パスワードを付けて保存し直す
Dim password As String
password = “pass”
book.SaveAs FileName:=filePath, FileFormat:=xlWorkbookNormal, Password:=password
book.Close

注意すべきところは「上書きしますか?」等の確認メッセージの非表示設定です。

Excel内のVBAでは

Application.DisplayAlerts = False

上記のような記述で設定できますが、この「Application」はExcel.Applicationクラスの生成済みオブジェクトです。
Access内のVBAでは「Application」はAccess.Applicationクラスの生成済みオブジェクトなので、型が異なります。
よって生成オブジェクトではなく、自分でインスタンスを生成しています。

(担当:奥田 英太郎

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PowerPointで作成するプレゼンテーション資料や提案書等では、文字とともによく使用するのが「表」と「グラフ」です。
データを視覚化しより理解しやすくする効果があります。

表とグラフそれぞれの基本的な役割は、下記のようなものが挙げられます。

【表】
・データを整理して簡潔に表現する
・情報を比較する
・データの計算

【グラフ】
・数値データの比較を視覚的に表現する
・数値データの傾向を把握する

上記を踏まえ、目的に合わせて使い分けをします。
・数値などのデータを詳細に表すには「表」
・そのデータの比較や傾向を視覚的に表すには「グラフ」

表とグラフそれぞれの詳細については下記をご参照ください。

「分かりやすい」グラフ作成のコツ
http://www.frontier-link.jp/Blog/business/1302.html

「表」の基本ルール
http://www.frontier-link.jp/Blog/business/1611.html

なお、PowerPointでのグラフを作成は二つの方法があります。
・PowerPointのオブジェクトとして作成する
・Excelで作成したグラフをPowerPointのスライドに貼り付ける

必要に応じてどちらの作成方法でも問題はありませんが、アニメーションについては異なる点があります。
Excelで作成したグラフを貼り付けた場合は一つのオブジェクトとしてそれ自体に対してのアニメーションしか設定できませんが、PowerPointで作成したグラフの場合はグラフ内の系列や項目別にアニメーション設定が可能です。つまり、棒グラフや折れ線グラフを一本づつ順番に表示することができます。

(担当:瀧川 仁子

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講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 本日は少人数でしたので、通常の初級編の内容に加えて、皆様のご要望に添う形で追加のご説明が出来ましたので良かったです。ぜひ、今回の内容をお仕事を通じて復習し、活用していただければと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 本日は少人数でしたので、ご質問もより多く対応することが出来ましたので良かったです。ぜひ、今回の内容をお仕事を通じて復習し、活用していただければと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

この度はオフィス2007/2010乗り換えセミナーへのご参加をありがとうございました。今回の内容は2007/2010の新機能や操作画面のご紹介や、バージョンを問わずよく利用する機能に絞ってお話をいたしましたので、短時間で重要なポイントをつかんでいただくことができたのではないかと思います。ぜひお仕事でご活用いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! エクセルは便利なソフトですが、やはりエクセルが得意なこと、不得意なことがありますので、例えばデータの管理であればアクセスを組み合わせることや、マクロを利用した省力化なども検討されると良いのではないかと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりましたが、お役に立てましたようで良かったです。Webサイト作成は実際に作ってみることが大切ですので、ぜひ今回の内容を活かし、いろいろ作成していただければと思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! アクセスは難しいという印象をお持ちの方も多いと思うのですが、基本的な考え方を勉強しますと、出来ることが色々と見えてくると思います。応用編では本日の初級編の内容よりも、より実践的なポイントを多く採り上げますので、ぜひ機会がございましたらご参加をご検討いただければと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! アクセスは初級・応用と続けて勉強されることで、全体像が初めて見えてくるところがあります。まずはお仕事で使って復習していただき、慣れてきましたら応用編へのご参加をご検討いただけたらと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! アクセス応用編は、初級編の内容よりもさらに実務直結となりますので、お役に立つこと内容も多いのではないかと思います。まずはお仕事で使って復習していただき、必要に応じて応用編へのご参加をご検討いただけたらと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! アクセス応用編もボリュームは多いのですが、初級編できちんと基礎を習得された後でしたので、余裕を持って受講することが出来たのではないかと思います。ぜひ今回の内容をお仕事に活かしていただければ幸いです。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 今回の内容は応用編ということで、実際には初級編よりも難しめの内容も多いのですが、初級編できちんと基礎を習得された後でしたので、理解しやすかったのではないかと思います。ぜひ今回の内容をお仕事に活かしていただければ幸いです。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。分かりやすかったとのお話、嬉しく思います。本日はデータ分析における基本的な考え方やよく使う分析手法を中心にお話しましたが、活用編では本日採り上げなかった「予測」の手法や、統計学的な分析手法を多く採り上げます。次回のご参加もお待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。本日はデータ分析における基本的な考え方やよく使う分析手法を中心にお話しましたが、活用編では本日採り上げなかった「予測」の手法や、統計学的な分析手法を多く採り上げます。本日の内容をお仕事等で活用しながら復習していただき、機会がございましたら次の活用編へのご参加もご検討いただければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。面白かったとのお話、嬉しく思います。本日はデータ分析における基本的な考え方やよく使う分析手法を中心にお話しましたが、活用編では本日採り上げなかった「予測」の手法や、統計学的な分析手法を多く採り上げます。機会がございましたら次の活用編へのご参加もご検討いただければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! アクセスには、エクセルにはない便利な機能も多くありますので、ぜひお仕事で使って復習をしていただけたらと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 分かりやすかったとのお話もありがとうございます。今回のセミナーはボリュームも多かったと思いますが、便利な機能をたくさんご紹介しましたので、ぜひお仕事で活用いただければと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 今回のセミナーはボリュームも多かったと思いますが、退屈されることなく、ご理解いただけたようで何よりです。今回はエクセルの便利な機能をたくさんご紹介しましたので、ぜひ復習を兼ねて、お仕事で活用いただければと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

この度はパワーポイント初級セミナーへのご参加をありがとうございました。セミナーに一日参加されることで、新しい機能や操作方法、考え方などを理解することが出来ますので、自己流で作業をしていた時と比較して、作業効率を大幅に改善することが出来るのではないかと思います。ぜひお仕事でご活用いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

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ビジネスパワーアップコラム<ロジカルシンキング編> 第五回

前回のロジカルシンキング編コラムでは、相手の疑問を予測するための基本的な考え方についてのお話をしました。論理思考の上でもプレゼン等の上でも、「相手の疑問を踏まえた上で」話の展開を考えることが重要ですが、相手の疑問については

1. 何をすべきか?(What)
2. どうすればよいか?(How)
3. それは正しいか?(Right)
4. なぜか?(Why)

この4つのパターンに大きく分類することができますので、もし相手の疑問がイメージしにくい場合は、まずはこれらのパターンを入口として考えてみるとよいということでした。

今回のコラムでは、相手の疑問の予測というテーマに関連し、話の展開や流れを考える上での「共通の土台」の重要性について触れたいと思います。

例えば、皆さんが上司の方から業務上の指示を何か受けることを以下の2パターンでイメージしてみてください。

1. 「この内容・クオリティ・期限で業務を仕上げて欲しい」
2. 「この業務にはこのような事情や背景があり、このような結果が期待できるので、この内容・クオリティ・期限で業務を仕上げて欲しい」

仮に、内容やクオリティの要求水準が高かったり、期限が厳しかったりする場合は、パターン1よりもパターン2の方が、より「腑に落ちた」状態で業務に入りやすいのではないでしょうか。あるいは通常の業務でも、単にパターン1の話をされるよりも、パターン2の話をされた方が、仕事をする「意義」を感じながら業務に取り組むことができるのではないでしょうか。

では、パターン1とパターン2の違いはどこにありますでしょうか? パターン2はパターン1の内容と比較して「業務に関する事情や背景」あるいは「結果のイメージ」の説明を加えているところがポイントですね。

これがまさに「相手との共通の土台」のイメージとなります。論理思考とは「Q&A」、言い換えれば「相手の立場や疑問を想定した上で、相手の納得感を得られやすいように、要点の繋がりを考えること」ですが、要点が繋がる理由を相手がより理解しやすい状況を生み出すためには、自分と相手の間での共通の「事情・状況」や「今後の展開・問題」あるいは「結果・目指す姿」などの「相手との共通の土台」を同時に示しておくことが効果的です。

話の展開や要点の繋がりを考える上での「相手との共通の土台」を考える際には、以下の2つのポイントに分けてイメージをするとよいです。

1. 状況(Situation)=事実。相手も自分も知っている既知の内容
2. 深掘(Complication)=事実や状況の展開や、想定しうる問題

まず、相手と自分の間に共通に存在する既知の事実や状況を示すことで、これからの話の展開のベースとなる現状の認識や摺り合わせを行います。その上で、事実や状況をさらに「掘り下げ(=深掘)」、そこから展開する内容や期待される結果、あるいは発生する可能性のある問題等を示すことで、要点が繋がる理由を相手がイメージしやすいようにします。

これらの「状況」や「深掘」は、相手の立場や疑問に関連する内容を意識することで、話の展開を考える上での「相手との共通の土台」となります。言い換えれば「状況」や「深掘」を明示することで、「相手からの共感」を得やすくなります。その上で、自分が本当に伝えたいこと=「答え」を示すようにすると、単に「答え」を述べる=言いたいことだけを伝えるよりは、相手も「自分事」として話を捉えることができますので、要点が繋がる理由を理解しやすくなります。

まとめますと、論理を展開する上では

1. 状況(Situation)
2. 深掘(Complication)
3. 疑問(Question)
4. 答え(Answer)

この4つの視点で話の内容を整理することで「相手との共通の土台」を明示し、相手の疑問に答えながら、自分が伝えたいこと=答えを述べていくという流れが重要となります。私はこの流れのことを、英語の頭文字4つを取って「SCQA」と呼んでいますが、このSCQAの流れをいつも意識することで、話の展開や繋がりの理由を相手がイメージしやすいような論理の組み立てを行うことが可能となります。

状況・深掘・疑問・答え=SCQAの流れを意識しながら、論理の組み立てを行うこと。これを是非意識しながら、話の構成を考えてみてください。プレゼンや企画等はもちろん、日常の一つ一つの業務についても、よりスムーズに遂行することが可能になると思います。参考としていただければ幸いです。

(担当:佐藤 啓

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前回のコラムでは、人気のあるWebページのレイアウトにマジカルナンバーが使われているというお話をしました。今回は、コーディングの基本に立ち返りまして、HTMLで作られたWebページにCSSでデザインを加える3つの方法を見てまいりたいと思います。

1番目の方法は、外部にCSSファイルを作り、それをHTMLファイルから読み込むパターンです。2番目と3番目は、HTMLファイルに直接書き込むパターンです。では具体的に見ていきましょう。

1番目の方法は、headタグの中でlinkタグを使用して、外部CSSファイルを読み込む方法です。

この方法が一般的には最も使用頻度が高いものとなります。コーディングを行う際は、外部CSSファイルを配置する場所に合わせてhrefの中身を適宜書き換えましょう。今回の例では、index.htmlのあるディレクトリにcssフォルダがあり、そのcssフォルダの中にあるstyles.cssを読み込んでいます。

2番目の方法は、headタグの中にstyleタグを置き、CSSのプロパティを直接書く方法です。

この方法では、CSSはstyleタグを記述したWebページにのみ適用されます。従って、例えばあるCSSを特定の1ページにだけ適用させたい場合の記述として適しています。もし複数のWebページに同じデザインやレイアウトを適用したいのであれば、この方法ではなく、前述の1番目の方法をお薦めします。

3番目の方法は、タグに直接CSSを書く方法です。

CSSを記述したタグにのみ、そのCSSが適用されますので、かなり限定的な書き方になります。1ページの中でもごく一部の場所にだけ特定のデザインを使用したいという場合にこの方法を活用することが個人的にはよいと考えています。

1番目はメンテナンス性に優れた方法なので、複数のWebページを持つWebサイトに向いています。2番目、3番目はそれぞれに適する場面を使い分ける判断が必要になります。
また、外部のCSSを読み込む別の方法として、styleタグの中に@importを置くことで、外部のCSSファイルを読み込むことも可能です。しかしこの方法は一部のブラウザで読み込み速度が少し遅いとの計測結果もあるようですので、使用する際は少し注意が必要かもしれません。CSSでデザインを加える3つの方法を適宜使い分けて、効率良くCSSを活用する際の参考としていただければ幸いです。

(担当:斉藤 万幾子