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Accessは「データベースソフト」と言われています。
では「データベース」とは何でしょうか。

・データベース   =データを格納する
・データベース機能 =データを活用する(検索・抽出・加工)

もちろんExcelでも、ワークシートにデータを格納し、それをExcelの機能で検索・抽出・集計することが可能です。
そのため、データの管理や活用はExcelで行っている方が多いかと思われます。
しかし、Excelでは操作が煩雑だったり手作業が多く発生することも往々にしてあり、そのための作業時間と確認に時間を取られているのではないでしょうか。

特にExcelで作業を行う場合、「範囲指定を行うため、それ以降の行に追加したデータは反映されない」「毎月同じ表やグラフを作成するが、元データの構成が異なるためそれをいったん加工する必要がある」などの問題があります。
実はExcelは「できあがったデータの加工」と「見た目に関する処理」が得意である一方で、更新され続けるデータを定型的に処理するには不向きです。
そのような場合は、Accessでデータを管理する方が効率的です。

ExcelよりもAccessでデータを管理した方が良い場合は、主に以下のようなケースです。

・データ件数が多い(概ね数千件以上)
・別のワークシートやファイルを参照したり、データの種類が異なるデータを一括して集計を行う
・定期的に同じやり方での加工を行う(毎月、売上データを元に集計表を作成する等)

また、特にAccessが得意なのは、入出力のインターフェース部分です。
入力や確認のための単票フォーム等を簡単に作成でき、またExcelではWordの挿し込み印刷で行うラベル印刷もAccessのみで行うことが可能です。

(担当:瀧川 仁子

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グラフの主な「役割」については、以下の2つのポイントが挙げられます。

・データの視覚化
・数値や項目の比較、傾向の把握などの分析を容易にする

つまり、データの「把握」「比較」「分析」を行いやすいグラフ=「分かりやすいグラフ」となります。
そのためには、活用する目的を踏まえた上でグラフの種類を選択する必要があります。

【主なグラフの種類】

◆ 横棒
・項目間の量などの比較に使用

◆ 縦棒
・データの時系列的な推移を表す

◆ 折れ線
・データの時系列的な傾向を表す
・異常値(急に増えている・減っている)を発見しやすい

◆ 円
・項目の全体に対する割合を表す
・比率や構成比を見ることができる

また、グラフの「見た目」にも留意することで、わかりやすいグラフが作成できます。

◆ レイアウト
・グラフ各要素のバランスやレイアウトを調整し、数値傾向等を読み取りやすくする
・縦軸の値範囲(最大値または最小値)を変更することで、 データの差異を際立たせる

◆ 色
・強調したい部分の色を変更する
・グラデーションで立体的に見せる

◆ オートシェイプの活用
・「吹き出し」でコメントを書き込む
・強調したい部分に線を引いたりマークを付ける

(担当:瀧川 仁子

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講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。分かりやすかったとのお話、嬉しく思います。「相手の疑問」や「相手のメリット」を考えるのは最初は難しく感じるかもしれません。ただ、この思考訓練を繰り返すことで、プレゼンだけでなく、仕事全体の進め方に大きくプラスになることは間違いないと思います。まずは「相手の存在」を意識するところから、始めてみていただけたら良いのではないかと思います。またのご参加を、お待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。モチベーションが上がったとのことで、何よりです。演繹法と帰納法を用いた実例については、時間の関係上あまり取り上げることが出来ずに申し訳ありませんでした。こちらの方をもう少し詳しく学習されたい場合は、弊社「シナリオ作成入門」セミナーにて取り上げておりますので、またのご参加をご検討いただければ幸いでございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。セミナーの内容がお役に立てたようで嬉しく思います。シンプルプレゼンの形式は最初は少し戸惑ってしまうかもしれませんが、慣れてくると作成効率が上がるだけでなく、プレゼン資料を楽しく作ることが出来ると思います。是非、お仕事等で実際に活用されることをお薦めいたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

今回のセミナーではJavaプログラミングの「入口」を一通り説明しました。プログラミングの勉強は「続けること」「使ってみること」が一番です。ぜひ続けていただければと思います。お疲れ様でした。次のステップへのご参加も、お待ちしております。
(担当:奥田 英太郎

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! アクセスにはクエリやフォーム等、すぐに使える便利な機能が多くありますので、今回の内容をぜひお仕事でも復習を兼ねて使ってみていただけたらと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! お仕事で実際に使ってみることで今回の復習も出来ますし、一緒に追加の疑問点やスキルがさらに必要なところなどが見えてくると思います。その時点で、また応用編へのご参加をご検討いただけたらと思います。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

アクセスの基本をしっかり学べたとのことで、嬉しいです! ライブセミナーでの開催であることが分かりにくかった点と、ご質問がややしにくかったとのお話につきましては、お詫びいたします。ライブセミナーでもご質問は随時対応しておりますので、またの機会がございましたら遠慮なくご質問いただけたらと思います。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。セミナーの内容がお役に立てたようで嬉しく思います。データ分析に関するお話はもちろんですが、今後のキャリアパスに関するご相談など、私でお役に立てることであれば、いつでもお気軽にご連絡をいただければ幸いです。是非今回の内容をお仕事を通じて復習してみていただけたらと思います。次回の活用編のご参加もお待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 応用編は時間の割にボリュームが多いので、お話にありました通り、お仕事等での復習が大切なポイントになります。その上で、必要に応じてさらに上のステップへのご参加をご検討いただけたらと思います。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。セミナーの内容がお役に立てたようで嬉しく思います。活用編は「統計分析」の手法を多く取り上げますが、やはり「統計」という言葉からして「難しい」と受講前に感じられる方も多いと思います。データ分析系のセミナーでは、事例をベースにできる限りかみ砕き、平易な言葉で説明していますので、初心者の方でも安心してご参加いただくことが可能です。今回取り上げなかった「ピボットテーブルやグラフの活用」については、改めて入門編へのご参加をご検討いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

この度はアクセス初級セミナーへのご参加をありがとうございました。セミナーの内容がお役に立てましたようで、安心いたしました。応用編への引き続きのご参加をお待ちしております。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! パワーポイント初級セミナーは弊社のセミナーの中でも特に「業務効率に直結する」内容が多いです。今回の内容をぜひお仕事でも復習を兼ねて使ってみていただけたらと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

この度はアクセス応用セミナーへのご参加をありがとうございました。2日間での初級・応用の連続ご受講でしたが、アクセスは初級・応用と学習いただくことで、全体像が見え、業務での活躍方法のイメージもわきやすくなるかと思います。ぜひお仕事で今回の復習をしていただきました上で、次のステップのご受講をご検討いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

クエリは「使えば使うほど」上達します。さらに、SQLまでしっかり理解すると、出来ることの範囲がさらに広がります。ぜひ繰り返し復習して、業務に活用してみて下さい。お疲れ様でした。次のステップへのご参加も、お待ちしております。
(担当:奥田 英太郎

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データ分析業務を新しく担当することになりました。まずは何から勉強するのが良いでしょうか。
データ分析のステップは大きく

・分析前のデータ収集・整理
・実際のデータ分析

という2つの作業に分けることが出来ます。中でも大切なのは「分析前のデータ収集・整理」のステップとなります。

分析の作業自体はさほど難しいものではありません。どちらかというと「同じような作業の繰り返し」が多くなりますので、この作業自体についてはさほど高いスキルレベルが要求されるわけではありません。

一方で、分析を効率的に行うためには、その大前提となる「データ」がきちんと揃っていなければなりません。「データが揃っている」ということは当たり前のように思えるかもしれませんが、実は分析のテーマや課題等に応じて必要なデータも異なってくるため、例えば基幹システムからcsvで取り出しただけのデータでは不十分で、分析前に様々な整理や加工が必要なケースもあります。アクセス等のデータベース上でクエリを用い、データの加工や統合が必要になることも多くあります。

基本的に、データの加工・整理が必要な場合は、まずはアクセスの最低限の知識(例えば弊社講座であれば、「アクセス初級」「アクセス応用」講座)があった方が効率的に作業が出来ます。エクセルを使っても同じ作業を出来なくはありませんが、データ分析を行う場合の前提としては「データ量が多い」ことが殆どですので、アクセス等のデータベースを活用した方が効率が上がります。

逆に、もしデータの加工や整理は完了しており、その上で様々な分析を行いたい際には、最初のステップとしてはエクセルの「グラフ」と「ピボットテーブル」の活用方法を習得することをお薦めします。分析作業自体における大切なポイントは「データの見える化」言い換えれば「異常値」をいかに効率的に見つけるかということであり、そのためには「データの見える化ツール」であるエクセルを活用すると効率的に作業を進めることが出来ます。ご参考までに、弊社の講座であれば「エクセルデータ分析入門」講座が「グラフとピボットテーブルのデータ分析における活用方法」を学ぶ講座となっています。

まずはデータ分析には大きく2つのステップ、すなわち「データ収集・加工・整理」という「分析前の前準備」作業と、「実際の分析」作業があるということ、また、それぞれのステップにおいては必要なスキルが異なってくるという点についてのイメージをお持ちいただければと思います。その上で、実際の業務に合わせて、必要なスキルの習得を進めていただければよいと思います。

(担当:佐藤 啓

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ビジネスパワーアップコラム<プレゼン編> 第十二回

前回のプレゼン編コラムでは、印象に残るプレゼンの実現に関しては「適切な言葉遣い」に気を配ることも重要なポイントであるというお話をしました。今回のコラムでは「シンプル・イズ・ベスト」と題して、シンプルかつ効果的なプレゼン資料の作成に関するお話をしたいと思います。

前々回のコラムで取り上げた「視覚情報の活用」及び前回のコラムのテーマである「適切な言葉遣い」については、いずれも「印象に残るプレゼン」を実現するために押さえておきたいポイントでしたが、これらを別の視点で考えたものが「シンプル・イズ・ベスト」すなわち「シンプルプレゼン」の考え方です。その根本にある考え方は「プレゼンの主人公は誰か?」ということになります。

想像してみて下さい。プレゼンにおいて、パワーポイントの画面上に写真や図や文字、表やグラフが所狭しと並んでいて、それを一つ一つ確認しなければ理解しにくいようなプレゼンを。このようなプレゼンに参加しているとき、皆さんは「画面」と「話者」のどちらにより注目しますでしょうか? おそらく大抵の場合は「画面」に目が行ってしまい、話者の話はもしかすると「半分程度」しか聞いていない、といった状況になってしまっているかもしれませんね。

パワーポイントは便利なツールですし、プレゼンにおいては活用すべきツールであることについては私も異論はありません。ただし、使い方に注意を払わないと、このような「話者不在」の「画面だけが注目される」プレゼンになってしまうケースがあります。言い換えれば「パワーポイントが主人公になってしまっているプレゼン」というイメージですね。

プレゼンの主人公はあくまでも「話者=プレゼンター=皆さんご自身」であるべきです。皆さんの話を引き立てる「サポート役」がパワーポイントのスライドに求められる役割であり、サポート役が前面に出てきてしまうのは「本末転倒」です。だからこそ、スライドには「話者の話を引き立てる」役割を意識して与えなければなりません。その手法の一つが「シンプルプレゼン」の考え方です。

以下、私が担当する「シンプルプレゼン実践」講座で使用しているサンプルスライドから、シンプルプレゼンのイメージを2つほど抜粋してご紹介したいと思います。

最初のサンプルは「イメージと文字」を活用したものです。抜粋したスライドに示す通りですが、

・60ポイント以上のフォント
・表の項目(見出しは除く)は6つまで、かつ1スライドにつき1点まで
・グラフはシンプルに、かつ1スライドにつき1点まで
・イメージを活用し、1枚20秒で伝える

このような「要件」を「シンプルプレゼン」の一つの考え方として、私は推奨しています。通常の作成方法(箇条書き等)と比較すると、制約が非常に厳しく感じられるかもしれませんが、実は「制約」こそが創造性を生み出す源泉となります。厳しい制約があるからこそ、「伝えたいこと」の要点を極限まで絞り込み、本当に必要な情報だけをスライドにまとめることが可能となります。シンプルに考えるためには「制約」が大切であること。これも是非意識していただけたらと思います。

次のサンプルは「文字のみ」を活用したものです。先程の「イメージと文字」を活用したものよりも、さらにシンプルなバージョンです。伝えたい内容を1スライドにつき最大でも10文字程度までに圧縮し、話者が伝える内容の要点をすぐに思い浮かべることが出来るように、順序を含めた構成を構築しています。参考までに、この際のフォントの大きさは「166ポイント」あるいは「199ポイント」が標準となります。理解のしやすさやインパクトの大きさはもちろん、準備時間を大幅に短縮できることも、この形式でプレゼン資料を作成する際のメリットです。私自身は最近ではこのスタイルを採ることが多いです。

いかがでしょうか。もしかすると2番目のサンプルについては「規格外」のイメージを受けるかもしれません。しかし、プレゼンの目的はあくまでも「相手の同意を得ること」です。そのための手段に「正解」はありません。効果的と思えるのであれば、既成概念に囚われない方法も活用すべきと私は考えます。興味をお持ちの方は、まずは社内等の「実験がある程度許される」プレゼンにおいて、トライしてみることをおすすめします。「シンプル・イズ・ベスト」の概念が自らの物となったとき、プレゼンのステージがまた一歩、先に進むと思います。

(担当:佐藤 啓