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今回はプログラミング等のIT技術の話ではありません。
こんなお話をひとつさせて下さい。

私の職業はプログラマー、システムエンジニアですが、半分ぐらいは引退しており、現在は後進の指導に当たっております。
これも立派な職人の仕事だと心得ております。

我が社でも業務システムを構築したい。
今までは外注していたが、自分達で作れるようになりたい。
このような要望は近年では当たり前のようになってきましたね。

私の仕事はその要望に力添えをする事です。
できる事であれば、私の持つ全知識、技術を後世に伝えていきたい所存であります。

さて、話は変わりまして、、、

私は13歳の頃から空手をやっております。
青春時代の多くを注ぎ込み、関東のみの地区大会ではございますが、軽量級優勝、中量級準優勝と、2階級制しそこねた実力であります。
現在は現役を退き、やはり後進の指導に当たっております。

我が社でも社員の身を守りたい。
今まではボディガードを雇っていたが、自分達で身が守れるようになりたい。
このような要望は、、、今も昔もあまり聞きませんね。

ですが、もしもそんな要望があって、我が道場の門をくぐってきたとしましょう。
入門者が「○日間の研修で、○ヶ月の研修で、できるようになる」なんて本気で思っているのであれば、、、ぶっ飛ばします。
道を教えるのも私の務めですから。

今回のこのお話、、、何が言いたいのか察して頂けたなら幸いです。

(担当:奥田 英太郎

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Excelで行うあらゆる作業において「セル(またはセル範囲)を選択する」「文字やデータを入力する」ことは必須です。
Excelの様々な機能を覚えることはもちろん重要ですが、まずはこのような基本的な作業の効率化を進めることで、作業全体の効率面での「底上げ」を図る方が効果的です。

【セル範囲の選択】

セルを選択するには、下記の方法があります。

マウスによる範囲選択
・ドラッグして範囲選択
・範囲の左上をクリック → 範囲の右下を [Shift] キーを押しながらクリック(大きな範囲を選択する際に効果的)

キーボードによる範囲選択
・[Shift] キーを押しながら矢印キーで選択(いったん選択された範囲の微調整にも使用)

また、選択された範囲とは別に [Ctrl] キーを押しながら離れた範囲をマウスでドラッグすることで、複数範囲の同時選択が可能になります。

【文字の入力】

Excelでは、日本語は必要なときに日本語入力システムをオンにして入力します。
逆に数式や数字データの入力の際には半角で入力する必要があり、日本語入力システムがオンの状態ですと都度変換する必要が生じて非効率になりますので、日本語入力システムをオフにします。
日本語入力システムのオン/オフの切り替え方法および日本語入力のコツについては、下記をご参照ください。

「効率的な入力方法」
「効率的な日本語入力のために」

【表などへのデータ入力】

入力範囲が決まっている場合、あらかじめ「範囲選択」をしておきます。
次のセルに移動するには、[Enter] キー(下)または [Tab] キー(右)を押します。(上または左のセルに戻る際は [Shift] キーを押しながら [Enter] または [Tab])
なお、セルの移動の際に [→] キーを押したりマウスでクリックすると、範囲選択が解除されるので気をつけてください。

数字だけの入力には、「テンキー」(キーボード右手にある数字だけのキー)によるブラインドタッチを覚えると便利です。
「5」のキーには「目印」があります。触ると一部盛り上がっていますので、場所がすぐに分かります。
その「5」に右手中指を置くと、必然的に人差し指は「4」で薬指は「6」を押さえます。上にずらせば「7」「8」「9」、下にずらせば「1」「2」「3」です。また、親指で「0」、小指で「Enter」を押すことができます。
慣れてくると、手元を確認せずに書類だけを見ながらブラインドタッチで数字入力が可能になります。

(担当:瀧川 仁子

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講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! ご自身で普段使っているだけでは気づかないような便利機能もエクセルには多くありますので、ぜひ活用してみて下さいね。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

セミナーの内容がお役に立てたようで、嬉しいです! 今回学んでいただいたことをぜひお仕事でも復習を兼ねて使ってみていただけたらと思います。またのご参加をお待ちしております。ありがとうございました。
(担当:福井 康江

講師からのコメント

この度はアクセス初級セミナーへのご参加をありがとうございました。アクセスは初級・応用と学習いただくことで、全体像が見え、業務での活躍方法のイメージも沸きやすくなります。応用編のご参加もお待ちしております。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

この度はアクセス初級セミナーへのご参加をありがとうございました。アクセスのメリットの一つは、フォーム・レポートという「画面周り」を比較的作成しやすいため、使い勝手のよいシステムを作れるということにあります。ぜひ復習を兼ねて、作成してみていただけたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

セミナーご受講お疲れ様でございました。分かりやすかったとのお話、嬉しく思います。今回のセミナーで習得されたことを是非お仕事でもご活用いただけたらと思います。実際に「使ってみる」ことが一番の復習ですし、「知識を自らのものとする」ための近道ですので。それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(担当:佐藤 啓

講師からのコメント

この度はアクセス応用セミナーへのご参加をありがとうございました。今回の応用編で取り上げました内容は、クエリ・フォーム・リレーションシップ等、業務に直接活用できるところも多いのではないかと思います。ご活用いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

この度はVBA文法初級セミナーへのご参加をありがとうございました。本日のセミナーでは基本的なところのお話となりましたが、応用編では実際のプログラミングにてよく使用する、一層重要な部分をご紹介いたします。アクセス講座と併せて、ぜひご参加をご検討いただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

この度はVBA文法初級セミナーへのご参加をありがとうございました。VBAの習得にはどうしても時間が必要ですが、今回学習いただいた基本部分が「一番の土台」となります。ぜひ復習をしていただき、学習を続けていただけたらと思います。次の応用編へのご参加も、ご検討をいただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
(担当:瀧川 仁子

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりました。今回学んでいただいた内容が今後の学習の基礎となりますので、ぜひお役立ていただければと思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりました。実際のWebページ作成には次のステップである「活用編」の内容も参考になるところが多いと思いますので、またのご参加をご検討いただけたらと思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

講師からのコメント

今回のセミナーではHTML/CSSの基本的なお話や、ネットワークの概念等のお話が中心となりました。ご指摘いただきましたように、ネットワーク等の概念の理解には「歴史」「背景」も重要なポイントになりますので、お役に立てましたようで嬉しく思います。ありがとうございました。
(担当:斉藤 万幾子

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全角で数字を入力しても自動的に半角数字に変換されてしまい、困っています。また、ハイフンなしの電話番号を入力したところ、先頭の「0」が消えてしまいました。
Excelは、入力されたデータを「判別」して「文字列」または「数値」として認識しています。計算できないデータを「文字列」として左揃えにし、計算可能なデータ(ハイフン等のない数字・日付・時刻)を「数値」として右揃えにします。
そのため、数値として使用可能なデータは自動的に「全角数字が半角になる」「数字の頭の0が消える」という処理をされてしまいます。
これを避けるには、下記のいずれかの方法で「文字列」として認識させる必要があります。
・入力時に、先頭に半角の「’」(シングルクォーテーション)を付ける
・入力前に、セルの書式設定(右クリック → [セルの書式設定] → 「表示形式」タブ)で分類を「文字列」に変更する
他の人が作成した表を使って業務をしています。
関数が入っているのでそれを変更したいのですが、長い上に()の中にまた他に関数が入っているためどのような処理をおこなっているのか理解できず、どこを変更したらいいのかがわかりません。
関数は組み合わせて使うことができます。関数が入れ子になっている状態を「ネスト」と言います。
A式の中にB式が入っていて、またその中にC式が…といった長い式になることも珍しくありません。
その場合、まずは「左から読んでいく」ことをお勧めします。
最初の関数の引数としてまた関数や式が入っているので、まずはその最初の関数が何を処理しているのかを確認し、その後で引数として記述されている内側の関数を確認するという手順です。

 =関数1(引数1-1, 引数2, 関数2(引数2-1, 引数2-2, 引数2-3))

また、関数の入力されているセルを選択して [関数の挿入ボタン] を押すと、引数ごとに表示したダイアログになります。
そこで最初の関数の処理を把握し、また元の画面に戻り引数として入っている関数を選択し [関数の挿入ボタン] で確認するとわかりやすいです。


現在Excelで複数のシート(またはファイル)を参照してデータを管理しています。また、更新されたデータを反映して集計表やグラフを毎月作成しています。
手順は煩雑ですが同じ作業を毎回行うため、VBAを習得してプログラム化したほうがいいでしょうか?
複数の種類のデータを一括して管理したり、また更新したデータを元に定型的な出力を行うのは、ExcelよりもAccess等の「データベース」ソフトが向いています。
特にVBAを習得しなくても、Accessでは基本的な機能を利用してのデータ管理が可能です。
詳しくは、ビジネスパワーアップコラムの「データベースへ移行しよう」をご参照ください。

(担当:瀧川 仁子

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ビジネスパワーアップコラム<プレゼン編> 第九回

前回のプレゼン編コラムでは、プレゼン内容に対する「納得感」を得るには、論理面の正しさだけでなく、心理面も合わせて考える必要があるというお話をしました。今回のコラムでは論理の展開を考える上で重要なポイントである「本質」の考え方について、お話をしたいと思います。

さて、今回は一つ質問をしてみましょう。皆さんがプレゼンやセミナー等に参加した場合、終了後、3日、1週間と時間が過ぎて、記憶に残っているポイントはいくつくらいありますでしょうか? 3つ? 5つ? それくらい残っていれば、きっと素晴らしいプレゼンやセミナーだったのだろうと思います。私自身の経験でいえば、1週間経っても記憶に残っていることは、せいぜい1つないし2つかな、と思います。場合によっては全部忘れてしまっていることも残念ながら、多いかもしれません。

1週間経って「一つ」でも情報が記憶に残っていれば、残りの情報については「記憶をたどる」ことで思い出すことが可能です。あるいは、資料やメモを見返すことで必要な情報に再度触れることも可能です。ですが、残念ながらこの「一つ」の情報を相手の記憶に残すということすら、実は非常に難しいのではないかと私は思っています。多くの情報が入り乱れている現在では、日頃から意識しなければならない情報も多いため、その情報自体の重要度がよほど高いか、あるいは情報のカテゴリ自体に元々関心が高い等の状態でなければ、新しい情報を記憶に留めることは難しいのではないかと思います。

ということは、非常に酷な話ですが「プレゼン終了後、相手の記憶には何も残らないかもしれない」という前提を、シナリオ構築時には念頭に置いた方が良いということになります。もし記憶に何も残らない可能性があるのであれば、「これだけは」覚えておいて欲しいというポイントを一つに絞り、そのポイントについて集中的に触れるようにした方がプレゼンの成功確率は上がるということですね。

「本質」とはすなわち「これだけは絶対に記憶して欲しいポイント」と言い換えることが可能です。

プレゼンの機会があると、ついつい「あれも言いたい」「これも伝えたい」「こんなこともあった」と「ネタ」をいくつも考え、それらを全部均等に盛り込んだ「幕の内弁当」的なシナリオを考えてしまうことが多いのではないかと思います。ですが、お弁当であれば記憶に残るのは、幕の内弁当よりもずっとシンプルな「鮭おにぎり」だったりすることもあるわけです。色々なおかずの総合力で勝負するよりも、鮭自体のおいしさ「一本勝負」に賭けた方が、大きなインパクトを得られる可能性が高くなるということですね。

プレゼンについても全く同じことが言えます。「相手の記憶にたった一つだけ残せる話題があるならば、自分はどの情報を伝えたいか」。このように考えると、自ずとプレゼンのテーマにおける「本質」が見えてきます。それと同時に「プレゼンシナリオを作ろう」(第六回コラム)でお話した「相手の疑問」が何かを考え、自分が最も伝えたいと思っていることが相手の疑問に対する答えになっているかどうかも確認するようにします。プレゼンテーマの本質がきちんと相手の疑問に対する答えになっていれば、プレゼンに対する相手の理解度も上がりますし、結果として「同意を得られる」可能性が高くなります。

例えば「コスト」「性能」「実績」の話をしたいと思った場合、全部の情報を相手に記憶させるのは難しいと、まずは考えます。その上で、相手の究極の疑問が「コスト」であることが想定されるならば、「性能」や「実績」の話も全て「コスト」に繋がるように組み立て直すことで、コスト面を中心としたシナリオを構築するようにします。なぜならば、今回のテーマの本質は「コスト」だからです。このように「本質」を考えることで、単に「コスト」「性能」「実績」等の情報を列挙するよりも、相手の記憶に「コストメリット」に関する情報を残しやすくなります。そして「コストメリット」の記憶を残すことが出来れば、そこから「性能」「実績」の話も思い出してもらえる可能性が出てくる、ということになります。

もし、シナリオの作成で迷ったら、まずは「相手の記憶に、自分は何を一番残したいか」と考えてみて下さい。伝えたい情報が多い場合も同じですね。「相手の記憶にたった一つだけ残せるものがあるならば、それは何か」このように「本質」を考える癖を付けると、より理解しやすいシナリオの構築が可能となります。参考としていただければ幸いです。

(担当:佐藤 啓